kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

日本郵政の社長人事問題をスルーしたテレビ朝日「サンデープロジェクト」の見識

いやはや、この週末はどのテレビ局も日本郵政の社長人事をめぐって麻生太郎首相が鳩山邦夫総務相を更迭した件ばかり大騒ぎしていてうんざりだった。

中でも最悪だったのは土曜朝に読売テレビがやっている辛坊治郎の番組で、国賊竹中平蔵を呼んで好き勝手しゃべらせていた。

そんな中、もっともこの件に飛びつきそうなテレビ朝日サンデープロジェクト」が、番組冒頭でちらりとこの話題に触れただけで、以後はスルーした。あらかじめ予定していた討論をそのまま行い、特に臓器移植法をめぐる討論は良かった。珍しく「サンプロ」が見識を見せたと思った。だって、日本郵政の社長人事をめぐるゴタゴタは、基本的に郵政民営化をめぐる自民党の内紛であり、それを延々と流すことは「自民党のコマーシャル」でしかないからだ。郵政民営化は、政権交代が成ってから、民主・社民・国民新党の連立政権が見直せば良いだけの話だ。

ところが、反自公ブログのリーダー的存在である某ブログは、「サンプロは鳩山総務相更迭問題を逃げた」とおかんむりなのである。私には全く理解できない。なぜ、反自公で民主党マンセーのはずのブログが、自民党のコマーシャルを流せとテレビ局に迫るのだろうか? 4年前の郵政総選挙同様、注目が自民党の政治家にばかり集まって、民主党以下の野党の存在がかすんでしまっても構わないというのだろうか?

ふと思い出した言葉が、「隠れ自公」(笑)だった。