kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

この分では自民党は参院選で大敗する。問題は民主党代表選だろう

サンプロ党首討論が行われているが、自民党谷垣禎一総裁の主張がひどい。温室効果ガス25%削減の中期目標や派遣労働の禁止は「産業の成長力をそぐ」として反対。予算への批判は、規模が足りないという観点からの批判か、財政規律を乱すという観点からの批判かはっきりしない。総裁がこのていたらくでは、自民党有権者の心をつかむことはできないだろう。

この分では、参院選での自民党の大敗は避けられない。民主党も支持率を大きく落としているものの、小選挙区制に助けられて単独過半数を握るのではないだろうか。そうなると、今度は例の「衆議院の比例定数80減」の選挙制度改悪の動きが強まるだろうが、これの推進を主張すると予想される鳩山由紀夫代表に対して、リベラル側が来年秋の民主党代表選で対抗馬を立てて、鳩山由紀夫を下ろせるかどうかが来年の政治の鍵を握っているのではないか。ここで小選挙区の比率をさらに増す動きにこのまま屈してしまえば、日本の政治はますます悪くなる。

もちろん、その前に鳩山首相献金問題で退陣する可能性もあるわけだが...