kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

静岡県知事選の結果によっては、静岡7区で斉木武志浮上の目もあるか?(追記あり)

どうも静岡の民主党というのは、6区に渡辺周(旧民社党の極右でありながら前原誠司に近いらしい)もいるし、いまいち印象が良くないのだが、7月5日投票の静岡県知事選でも民主分裂選挙となるらしい。どちらがどういう主張の持ち主で、党執行部の誰とつながっているなどという情報は全然知らないのだが、民主分裂ともなるとさすがに自民党有利と思いきや、サンプロで誰かが言っていたところによると、この選挙も自民党は苦しいのだという。

ふと思ったのだが、そこまで民主党が強いということになると、現在静岡7区城内実片山さつきに次ぐ3番手と見られている斉木武志の当選もあり得るのではなかろうか? 流布している情勢調査だと、城内が圧倒的に有利というのと、片山が猛烈に城内を追い上げているという2つの予想があって、いずれにしても極右とコイズミチルドレンという究極の不毛の選択になっているが、もし斉木が当選すれば無所属の城内は落選だし、自民党に今の逆風が続けば、片山も比例の復活ならずという結果になりはしまいかと、ちょっと期待してしまった。いや、そこまで甘くはないのだろうけれど。

[追記]

民主推薦の川勝平太氏は、国民新党社民党も推薦しているが、かなり右寄りの人物で、静岡空港建設推進派と思われるほか、あの極右・渡辺周(静岡6区)が応援しているらしい。一方、民主を割った形の元参院議員の海野徹は、静岡空港建設反対派を応援したことから連合に嫌われた経緯があるとのことで、今回の選挙では渡辺喜美が海野を支援しているほか、共産党が海野支持の道を探ったが調整がうまくいかず、独自候補を擁立したとの話もある(真偽不明)。ネオリベ渡辺喜美と(実現しなかったとはいえ)共産党とは、驚きの組み合わせであるが、地方自治体ではこんなものなのかもしれない。いずれにしても海野徹の方が川勝平太よりはリベラルな候補のように思われる。小沢一郎は、調整がつかなければ党執行部は静岡県知事選に関与しない意向だったというが、鳩山由紀夫の判断で川勝平太の推薦が決まったのだそうで、やはり右派寄りの鳩山由紀夫ならでは、という気もしなくはない。