2009-07-06 好条件が揃っていたのに負けた自民党 静岡県知事選は、よくよく考えると信じられないほど自民党に有利な条件だったのに負けた選挙だ。まず、民主党が分裂した。また、鳩山由紀夫代表の虚偽献金問題が大きくなっている(与謝野馨や二階俊博、渡辺喜美らの疑惑もあるが、それらは大きく取り上げられない)。さらに、民主党候補が思想的に相当な右寄りで、左派から忌避される人物である。実際、無党派層の票は結構自公推薦の坂本由紀子氏や民主党を割った海野徹氏にも流れている。それでも自公は負けたのだ。これだけ好条件が揃って負けた自民党の前途は暗い。