kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

橋下、滋賀県知事選で小鑓隆史支持を表明(呆)

滋賀県知事選は選挙戦最終盤に入ったが、大変な激戦らしい。そんな中、大阪市長橋下徹が、自公が推す小鑓隆史の支持を表明した(呆)。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140710/elc14071023200003-n1.htm

滋賀県知事選最終盤 総力戦で一進一退 与党に逆風 民主は代表進退に直結も

 任期満了に伴う滋賀県知事選(13日投開票)は選挙戦最終盤に突入し、自民、公明両党が推薦する元内閣官房参事官、小鑓(こやり)隆史氏(47)と、民主党や現職の嘉田由紀子知事らが支援する元民主党衆院議員、三日月大造氏(43)が一進一退の攻防を繰り広げる。自民党には所属議員のセクハラやじ問題などが逆風となり、危機感が漂う。民主党は選挙結果が海江田万里代表の進退に直結しかねず、執行部は神経をとがらせている。(千葉倫之、楠城泰介)

 自民党石破茂幹事長が11日に告示後3度目の現地入りを予定し、5日は菅義偉官房長官、9日は野田聖子総務会長や小泉進次郎復興政務官らが来援。国政選挙並みの態勢で臨む。

 告示前は小鑓氏の優勢が伝えられ、「注意しないといけないのは気の緩みだけ」(自民幹部)と楽観する向きもあった。だが最終盤の各種世論調査で小鑓氏の劣勢を伝える結果が複数出ており、情勢は「五分五分」(選対幹部)という。

 選対関係者は「セクハラやじ問題などが複合的に効いている。特に無党派層に浸透できていない」と焦りの色を隠せない。公明党支持層には集団的自衛権の行使容認への反発もあり、自民党側から動きの鈍さへの懸念も出ている。

 支部の推薦にとどまっていた日本維新の会は10日、橋下徹共同代表(大阪市長)が小鑓氏の支持を表明。要請があれば応援に入る意向を示した。

 一方、三日月氏側は、低迷する古巣・民主党が前面に出ない「民主隠し」が奏功しているようだ。自民党への逆風を利用して支持を着実に広げる。三日月氏を後継者に指名した嘉田氏が連日応援し、無党派層にも浸透している。

 31日に1年間の「総括の場」を控える海江田氏はこれまで選挙戦で目立った成果がなく、滋賀県知事選の結果が進退に直結しかねない。だが、民主党は国会で当選同期だった議員や秘書団が支援するだけ。大畠章宏幹事長は10日の記者会見で、「海江田氏が入れば、民主党が全面的に支援態勢に入ったことになる」と述べた。続投の試金石になる知事選に関与できない海江田氏に、その結果が重くのしかかるという皮肉な状況となっている。

MSN産経ニュース 2014.7.10 23:20)

いまさら橋下に応援されたところで、小鑓隆史の票をかえって減らすだけではないかと思われる。それでも、この滋賀県知事選で橋下が小鑓隆史を支持したことに注目すべきだし、これを忘れてはならないだろう。

また、私がコメントを求めたいのは、かつて「脱原発に頑張る橋下市長を応援しよう」と言っていた「超左翼おじさん」(松竹伸幸)氏や、橋下に壊れて、もとい請われて大阪府市のアドバイザー、すなわち橋下のブレーンになり、最近では勝ち目がないと見て山口県知事選から逃げ出すなど、数々の恥ずかしい過去を持つ飯田哲也らである。彼らが沈黙を守るであろうことはわかっているけれども。

この記事に関連して他に書いておきたいのは、何やら言っている民主党大畠章宏は、元日立製作所原発プラント関係のエンジニアだったことと、「卒原発」を掲げる三日月大造の勝敗が「続投」のカギを握るとされる海江田万里も、3年前には玄海原発の再稼働を菅直人に阻まれて悔し涙を流し、民主党代表選で小沢一郎一派に担がれた原発推進派の政治家だということだ。

あと、産経の記事は「公明党支持層には集団的自衛権の行使容認への反発もあり、自民党側から動きの鈍さへの懸念も出ている」などと書くけれど、そんなことないって。蓋を開けてみたら「公明党支持層の9割が小鑓候補に投票した」という出口調査の結果が発表されるよ。このことに私は確信を持っている。彼ら公明党支持者は、もう集団的自衛権行使容認のことなんか忘れてるって。