kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

総理大臣の発言がブレるのは内閣にとって致命的。鳩山由紀夫は辞任すべし

田原総一朗が「サンプロが辞めさせた総理大臣が3人いる」と言っているが、おそらく海部俊樹宮沢喜一橋本龍太郎を指すのだろう。彼らはいずれも、自らの発言の不履行ないしブレを突かれて辞任に追い込まれた。後年、自民党の応援団と化した田原は、麻生太郎首相が頻繁に言を左右にしたにもかかわらず、麻生を辞任に追い込まなかったが、総理大臣に居座り続けた麻生は、総選挙で自民党の大敗と政権交代を招いた。ことほどさように、総理大臣の発言がブレることは、内閣にとって致命的である。

鳩山由紀夫の「最低でも県外」の発言はあまりにも重い。「党の公約ではない」という言い訳に至っては、「語るに堕ちた」としか言いようがない。総理大臣が自らの言葉に責任を持てないのであれば、政治不信をますます助長するだけであって、このような人物を総理大臣に据え置くことは百害あって一利なしだ。

発言が大きくブレる、そのことだけでも十分、鳩山由紀夫は総理大臣辞職に相当する。もちろん平野博文の責任も重いが、平野一人に責任を押しつける「トカゲの尻尾切り」が許される段階は、とうに過ぎている。