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野田首相に不満表明＝「原点忘れたら政治家辞めよ」−民主・鳩山氏
民主党の鳩山由紀夫元首相は２５日午後、岡山市内の会合であいさつし、「自分が辞めた後、２人の首相が頑張ってくれたが、必ずしも（２００９年の衆院選）マニフェスト（政権公約）通りに事が進んでいないことに胸を痛めている。選挙で掲げたことを実現していくのが私たちの役割だ」と強調した。野田佳彦首相が消費増税を掲げ、八ツ場ダム（群馬県長野原町）の建設継続を決めたことなどを念頭に、不満を示したものだ。
鳩山氏は「民主党の原点に戻り、私もゼロからの出発という気持ちで頑張らないといけない。原点を忘れたら政治家を辞めた方が良い」とも述べた。
（時事通信 2011/12/25-16:40）
鳩山由紀夫の「原点」とは、米軍普天間基地の「最低でも県外」発言や、昨年6月に総理大臣・民主党代表を辞任した時の「次期総選挙には出馬しない」という表明であろう。鳩山はそのいずれについても自らの公約を破った。鳩山自身の言葉に従えば、鳩山は「政治家を辞めるべき」人間だ。
まず隗より始めよ。「野ダメ」（野田佳彦）の批判も結構だが、人のことを言うのならまず鳩山由紀夫自身が「辞めるのやめた」という昨年秋の妄言を撤回すべきだ。
【関連エントリ】
鳩山さんよ、やめるのやめるのやめてくれ - kojitakenの日記（2010年10月24日）
