菅直人首相のていたらくには私も呆れ返っている。だが、現在の政局で、山岡賢次や、あの「無能な」平野博文が「菅降ろし」の音頭を取っているのを見ると、しらけるばかりだ。
小沢一郎・鳩山由紀夫・植草一秀信者諸氏は空しさを感じないだろうか? 私はいっそ、彼らの言う「官から菅」とやらに代わって、山岡賢次や平野博文に担がれた小沢一郎に総理大臣をやらせれば、すべての「知られざる真実」が明らかになるのに、とよく思う。
自民党政権から民主党政権への「政権交代」は、「経団連政権」から「御用労組政権」に代わっただけだ。その「御用労組」出身人間の代表格である、松下労組出身の無能な平野博文。この男だとか、トヨタ労組出身の経産相・直嶋正行などが民主党の中枢にいる限り、民主党政権には何もできない。もちろん、労組を介さずに経団連と直結しやすい松下政経塾組も、旧民社と同類だ。