事態はますます深刻さを増してきた。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2010092502000004.html
リコール署名３０万超す 名古屋市議会
2010年9月25日 朝刊
名古屋市議会の解散請求（リコール）に向けた署名集めに取り組む河村たかし市長の支援団体「ネットワーク河村市長」は２４日、署名開始から２２日までの２７日間に回収した署名は、必要数の８２％に当たる３０万８９５人分に達したと発表した。ネットワークは今後の回収が順調ならば、目標の４３万人分も可能とみている。
リコール成立には３６万５７９５人分以上が必要。ネットワークは、記入の不備や同一人物の二重署名などによる無効が１割以上に上る可能性もあるとみて、目標を高めに設定している。（以下略）
小沢信者の多くは河村たかしを応援しているようだが、河村たかし批判の言論が盛り上がってこないのが残念なところだ。
名古屋出身でリベラルな傾向を持つ有名人といえば、竹下景子を思い出す。彼女はかつて石原都政を止めるための市民団体「東京。をプロデュース2007」に賛同人として名を連ね*1、大阪府知事・橋下徹が閉鎖した大阪府立国際児童文学館（吹田市）についても、閉鎖に反対して存続を訴えた*2。石原にも橋下にも弓を引く芸能人はかなり珍しく、たとえば「9条護憲派」として一時期共産党支持者たちから注目を集めた藤原紀香は、なんと2007年の東京都知事選で石原慎太郎応援団に加わり*3、その化けの皮を自分から剥がした。
名古屋出身の竹下景子が河村たかしを批判したという話は聞かないが、河村に賛同しているという話も聞かない。リコールの署名期間は27日までとのことだが、別にその成否で河村との闘いが終わるわけではない。河村に反対する名古屋市民の方々には、別に竹下景子でなくても良いけれど、著名人にも河村批判に加わってもらって、河村の大衆迎合政治に対抗してはいかがかと考える次第である。
