kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「たに」と「や」

谷沢永一 - Living, Loving, Thinking, Again より。

関東の人間なら、「谷沢」という漢字を見て「たにざわ」とは読まないよ。ヤザワ。谷沢健一のヤザワ。


関西にも関東にも「谷」のつく人名は多いと思うが、確かに関西では「たに」と読ませることが多い。私は生まれも育ちも関西だが、「○谷」という姓の場合、たいていは「たに」と読むので、たまに「や」と読む姓の人がいると、あれっと思ったものだ。のち首都圏に出て、関東では「谷」を「や」と読ませることが多く、関西では「たに」と読ませることが多いことに気づいた。

千葉県出身の谷沢健一が中日入りしたのは、ちょうど私がプロ野球に興味を持つようになった頃で、そのシーズンの野球中継を見る前、新聞記事で「谷沢」という選手の名前を知った時には、私は「たにざわ」と読んでいた。テレビで初めて谷沢を見た時(確か背番号は「14」だった)、アナウンサーが「やざわ」と発音したのを聞いて、初めて正しい読みを知った記憶がある。