kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

元東電副社長にして元自民党参院議員・加納時男の呆れたトンデモ発言。これだから自公政権に戻すわけにはいかない。もちろん小沢信者は論外

「きまぐれな日々」にはよく面白いコメントがくるが、無記名氏による下記のコメントは特に傑作だった。徳島県の人からのコメントだ。
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1183.html#comment12044

他人の政治主張を「右翼」、他人を「凡庸」、他人の主張を「滑稽」と罵倒して喧嘩を売り歩くような人が「反原発の世論を醸成」って馬鹿は休み休み言って下さいな。

原発の主張を広げるためには、原発推進派の人を取り込んでいく必要もあるというのに、その原発推進派の人を侮辱するようなマネをする貴方こそ、まさに無能、凡庸の類と言えます。本当に、貴方は反原発を主流にしたいと望んでいるのでしょうか?

2011.05.21 02:51 URL | #mQop/nM. [ 編集 ]


私が「凡庸」、「滑稽」と書いたのは、ともに加納時男を指している。このコメント主は、よほど加納をバカにした私の文章がお気に召さなかったらしい。


加納は、安倍政権時代にこんな呆れたことを言っている。同じブログ記事に北海道在住のshuueiさんからいただいたコメントより。
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1183.html#comment12045

「例えばどんなビラがこの町長選でまかれたのか。高温高圧でいつ爆発事故が起こるかもしれません、これは高レベル廃棄物のことなんですが、高温高圧で自然爆発、こんなことがあるのかどうかというのも非常に我々から見ると不思議な表現であります。それからまた、地球歴史上最大規模の核暴走事故が起きる可能性があると、こういうビラを書いたその人が町長に当選したわけであります。」
これは、加納時夫が高知県東洋町の町長を追及した発言です(参議院 経済産業委員会 平成19年6月5日)。また、この日の経済産業委員会では、甘利明原子力発電を「魔法のツール」などと絶賛する発言も続きます。反原発の声の一方で、原発政策が国策として進められていたことを今更ながら痛感します。

2011.05.21 05:54 URL | shuuei #- [ 編集 ]


これは、高レベル放射性廃棄物の処分場建設が争点になった2007年の高知県東洋町長選挙で当選した沢山保太郎東洋町長(当時。今年の町長選で落選)を批判した加納の、国会における発言である。当時の総理大臣はあの安倍晋三甘利明安倍内閣経産相を務め、先日「原発を守る」議連を立ち上げた人物だ。


金子勝Twitterより。
http://twitter.com/#!/masaru_kaneko/status/71317703679422464

政治は複雑…。菅政権が東電責任論を強め、原子力依存の見直し、電力改革に傾斜するにつれ、慌てて自民・公明両党は菅首相不信任決議を急いでいます。特に自民党は東電から政治献金をもらい続け原発推進政策だった。東電救済、電力改革潰し?不信任出すなら、まず謝罪と反省をし改革案を示すべき!

日頃菅政権に批判的な金子勝も、今は菅政権継続やむなし、自公政権に戻ったらもっと悪くなると見ているようだ。私も同感だ。金子氏は、「不信任出すなら、まず謝罪と反省をし改革案を示すべき!」と言っているが、この批判は小沢一郎に対しても当てはまる。


http://twitter.com/#!/masaru_kaneko/status/71617562282164225

エネルギー計画の見直し、発電・送電の分離、保安院見直し等が俎上に上れば、過去の自公政権原子力行政の問題点が露呈します。東電はデータ隠しをできても、少なくとも国会議事録は隠せません。だから自公は菅政権打倒なのです。もちろん、菅首相が事故調査委から脱原発派を排除したら打倒です。

要するに、菅直人枝野幸男に余計なことをされたらたまったものではないから、自公も必死なのだ。これだから、絶対に自公に政権を戻してはならない。


http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20110521 で取り上げられている西岡武夫衆院に対する内閣不信任案提出の督促も、当然自公と同じ動機に基づいていると考えるべきだ。ブログ主が

西岡氏が原発推進勢力の読売新聞に寄稿し、読売が社説で「反菅」を煽る位ですから、見事なまでの共犯関係と言えます。

と書く通りである。西岡武夫小沢一郎が目指すのは、「自自公政権」の復活にほかならない。


そして、まんまと西岡武夫の罠にはまってしまう小沢信者とは、なんと愚かな人たちなのだろうか。