kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

燃えよドラゴン

ブルース・リーではない。「燃えよドラゴンズ」でもない。恥知らずの政治家・松本龍のことだ。


http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00202721.html

松本 龍復興担当相の岩手・宮城の両県知事に対する高圧的な発言が、新たな火種となっている。
4日午後3時30分、自身の被災地での発言に批判が出ていることについて、松本復興担当相は「わたしは九州の人間ですけん、ちょっと語気が荒かったりして、結果として被災者の皆さんを傷つけたということであれば、おわびを申し上げたいと思っております」と述べた。
問題となっているのは、3日、岩手県宮城県を訪問した際の一連の発言。
松本復興担当相は3日、「知恵出したところは助けますけど、知恵を出さないやつは助けない」、「おれ九州の人間だから、東北が、何市がどこの県とかわからんのだ」などと述べた。
さらに、岩手県庁に続いて訪問した宮城県庁では、会談を行う部屋に入った際、村井嘉浩知事がいなかったことに対して、「(知事が)先にいるのが筋だよな」と、不満を口にした。
そして、笑顔で入室した村井知事が、握手を求めて近づいたものの、松本復興担当相は「握手は終わってから」と、それを拒否した。
ついには、「県でそれコンセンサス(総意を)得ろよ。そうしないと、われわれ何もしないぞ。だからちゃんとやれ、そういうのは。それと、今、あとから自分(村井知事)入って来たけど、お客さんが来る時は、自分が入ってからお客さん呼べ。いいか、『長幼の序』がわかっている自衛隊なら、そんなことやるぞ。わかった? しっかりやれよ。いまの最後の言葉はオフレコです。いいですか皆さん、いいですか。書いたら、もうその社は終わりだから」と、自らをお客さんとしたうえで、自衛隊出身の村井知事を説教。
カメラ前での発言にもかかわらず、一方的にオフレコを宣言し、書いた社は終わりだと、どう喝ともとれる発言まで飛び出した。(以下略)


私は、そもそも下記の発言を知った時から松本龍に反感を持っていた。上記リンク先のFNNニュースより。

自ら、「チームドラゴン」と命名したうえで、サングラス姿で会見に臨み、「わたしは3月11日以来、民主党自民党公明党も嫌いです」と発言。


なぜ反感を持ったかというと、松本龍自身も民主党の人間なのに、他人事みたいな言い方をしていたからだ。私が思い出したのは、かつて民主党代表時代に党のエネルギー政策を「積極的な原発推進」に転換しておきながら、それに頬かむりして、現在では配下の者を使ってさも自らが昔からの「脱原発」論者であったかのようなマスコミ工作をしている小沢一郎だった。


そして、今回の松本龍の言い訳「わたしは九州の人間ですけん、ちょっと語気が荒かったりして」云々から思い出したのも、4年前に自民党との大連立工作に失敗した時の小沢一郎の言い草だった。小沢は、「不器用で口下手な東北人気質」ゆえ説明不足になったと言い訳したのだった。こんな言われ方をしたのでは、4年前の東北の人たちも今回の九州の人たちも、たまったものではあるまい。


苦しくなると郷里の名を引き合いに出し、その気質を盾にとって言い訳する小沢一郎松本龍。二人のキャラクターは似ても似つかないところばかりだが、人間性のもっとも卑劣な点において二人はよく似ている、そう思った。


なお、野暮ながら書いておくと、タイトルの「燃えよドラゴン」の「燃えよ」とは、「炎上してしまえ」という意味である。