さるSNSで、第二次大戦ではファシズムと戦ったアメリカだが、このまま日本がネオファシズム国家になっても、アメリカは断固としてアメリカの傀儡たる日本政府を支援し続けるだろうと書かれた方がいた。
それを読んで思ったこと。
サダム・フセインもウサマ・ビンラディンもアメリカが育てたモンスターだった。アメリカは自分が育てたモンスターを倒すためにそれらの国に住む罪もない人々を虐殺した。日本が「ネオファシズム国家」なんかになったら、アメリカはまた「民主主義の勇士」を自称して「ファシズムとの戦い」を声高に叫びながら日本に戦争を仕掛けるに違いない。それがアメリカという国だ。そもそもアメリカ経済も危機的だし、危機を乗り切るために最終的に用いられる手段は決まって戦争だ。
「野ダメ」(野田佳彦)のようなアメリカべったりの政治家も、(実態はどうあれ)「反米」の印象操作で支持を集める小沢一郎を筆頭とする保守政治家も、両方とも「アブナイ」し、将来両者を糾合するかもしれない橋下徹に至っては論外、そう私は思う。