kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

東電福島第一原発・吉田昌郎前所長の病名は「食道がん」

http://www.asahi.com/national/update/1209/TKY201112090197.html

福島第一原発・吉田前所長の病状は食道がん 東電が発表


 東京電力は9日、体調不良を理由に東京電力福島第一原子力発電所長を1日付で退いた吉田昌郎氏(56)が食道がんであると発表した。事故後の放射線の被曝(ひばく)線量は約70ミリシーベルトだった。東電は改めて、病気と事故の復旧作業で浴びた放射線との因果関係はないとの見解を示した。

 東電によると、吉田前所長は9日、福島第一原発に赴き自らの病状を公表した。東電はこれまで、病名と放射線の被曝線量については、本人のプライバシーを理由に公表していなかった。

 吉田前所長は3月11日の東日本大震災発生以来、事故収束の陣頭指揮にあたってきた。病院で検査したところ異常が見つかり、11月24日から治療のために入院していた。

 東電は放射線医学総合研究所の見方として「食道がんは発症までに少なくとも5年はかかり、発症と事故収束のために被曝した放射線との因果関係はない」と説明した。
asahi.com 2011年12月9日12時50分)


続きの部分に肝心なことが書いてあるのだが、「朝日新聞デジタル」の有料読者にしか読めなくしてある。しょうがないから毎日か読売のサイトから引用しようかと思ったが、やはり載っていなかったので、朝日の夕刊から一部だけ引用する。

復旧作業にあたったことによる急性被曝が体調不良の原因ではないかとの憶測が一部で流れていた。
朝日新聞 2011年12月9日付夕刊第2社会面=東京本社版=より)


なお、東電の「発症と事故収束のために被曝した放射線との因果関係はない」との説明はその通りだと思うが、苛酷な仕事ががんの進行を早めたことはあり得るかもしれない。食道がんは、がんの中でも決してたちの良い部類とはいえないので、今はゆっくり治療に専念して下さいと言うほかない。どうぞお大事に。