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中津川氏が民主離党の意向=新会派を模索
民主党の中津川博郷衆院議員(比例代表東京ブロック)は17日、離党する意向を固めた。18日にも離党届を執行部に提出する。同党関係者が明らかにした。中津川氏は消費増税法案の採決で反対票を投じ、党員資格停止2カ月の処分を受けた。
中津川氏は5月、次期衆院選は新党から立候補する意向を示していた。石原慎太郎東京都知事を党首とする新党構想が念頭にあるとみられる。
また、先に民主党を離れて無所属となった議員らと衆院で新会派を結成することも模索する考えだ。会派を結成すれば、1人当たり月額65万円の立法事務費が支給される。
衆院での国民新党を含む与党勢力は、中津川氏が抜けると253議席で、民主党は249議席になる。政権の安定度を測る指標となる「安定多数」は252議席で、さらに離党の動きが続けば野田政権の運営に支障を来しそうだ。(時事通信 2012/07/18-00:13)
正直言って、「中津川博郷」なんて名前の議員は知らなかった。民主党の「比例代表東京ブロック」の議員だったそうだが、前回の衆院選の時には私は東京都民ではなかった。「中津川」という姓から、岐阜県(東濃)の人かと思いきや、石原慎太郎びいきの東京の「極右」議員だったのだ。かつては小沢一郎が結成した「新進党」に所属していたらしい。民主党にはいろんな国会議員がいたものだが、どういうわけか以前から比例区選出議員には右翼や新自由主義者が目立つ傾向がある。
ところで、この中津川の離党の件で思い出したのだが、比例代表で当選した議員が離党するなら議員辞職すべきではないか。小沢新党「国民の生活が第一」にも、本来議員辞職しなければならない(と私が考えている)議員が多数いる。もっとも、どのみち彼らは次期総選挙で落選するわけだが‥‥