kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

野合新党「国民民主党」、野党第一党奪取は絶望的w

国民民主党とかいう何やら右翼的な名前の「野党」が連休明けにできるらしいが、その前途には早くも暗雲が漂っている。野党第一党の座の奪取は、早くも絶望的となったw

国民民主:岡田氏は不参加 衆院野党、第1党は困難 - 毎日新聞

国民民主
岡田氏は不参加 衆院野党、第1党は困難

 民進党岡田克也元代表は、同党と希望の党が5月の連休明けに結成する新党「国民民主党」に参加しない意向を固めた。岡田氏が所属する衆院民進党系会派「無所属の会」(14人)の多くが同調する見通し。新党は衆院で野党第1党に届かない情勢になった。

 岡田氏は24日、自身に近い民進党系議員約10人と国会内で協議した際、27日にも離党届を提出する考えを示した。

 一方、希望の党長島昭久政調会長は25日、新党への不参加を玉木雄一郎代表に伝えた。松沢成文参院議員団代表らと分党後の「希望の党」で活動する。長島氏は「総選挙で1000万近い有権者から票を投じてもらったのに、半年足らずで放り投げてしまうのは筋が立たない」と記者団に説明した。

 細野豪志環境相中山成彬国土交通相井上一徳氏も新党に加わらない意向。希望から国民民主党に参加する衆院議員は40人前後とみられる。

 さらに岡田氏ら無所属の会の大半が参加を見送れば、国民民主党が現在56人の立憲民主党を上回るのは困難な状況だ。

 希望、民進両党は26日、それぞれ両院議員総会を開き、連休明けの国民民主党結成を正式に決める。【樋口淳也、遠藤修平】

毎日新聞 2018年4月26日 06時00分(最終更新 4月26日 06時00分)


国民民主党、61人参加の意向 衆院野党第2党に:朝日新聞デジタル

国民民主党、61人参加の意向 衆院野党第2党に
2018年4月26日03時11分

 民進党希望の党が合流する新党「国民民主党」に、両党の国会議員が少なくとも61人参加する意向であることが朝日新聞の取材でわかった。衆院は38人で立憲民主党(56人)につぐ野党第2党、参院は23人で野党第1党で、それぞれこれまでの希望、民進と同じ位置づけになる見通しだ。

 両党は26日に両院議員総会を開いて新党移行を決定し、大型連休明けに新党を始動する。国会運営が膠着(こうちゃく)し、与党内から解散論が出るなか、新体制作りを急いだ。

 両党の国会議員は、衆院65人(希望51人、民進14人)と参院44人(民進41人、希望3人)の計109人。朝日新聞は25日までの議員本人や関係者への取材を総合し、態度未定者を除く100人の意向を集計した。

 衆院では、希望から古本伸一郎(愛知11区)、牧義夫(比例東海)の両氏ら、少なくとも35人が参加する。結党メンバーだった笠浩史氏(神奈川9区)は参加しない考え。民進からは、平野博文国対委員長(大阪11区)ら3人にとどまった。野田佳彦前首相(千葉4区)や岡田克也元代表(三重3区)は、立憲との連携をにらんで不参加の意向だ。

 参院では、民進から23人が新党に移る意向だ。14人は不参加の意向で、小川敏夫参院会長(東京)ら7人は無所属に、那谷屋正義参院国対委員長(比例)ら7人は立憲に移る考えだ。希望は合流に先立ち、分党手続きを取る方針で、結党メンバーだった長島昭久氏(衆院東京21区)や松沢成文氏(参院神奈川)ら6人は新「希望の党」を立ち上げる。

 希望の玉木雄一郎代表は25日の党役員会で「(解散を)受けて立つ。そのために新党でしっかりと選挙態勢を整える」とあいさつした。

朝日新聞デジタルより)


「新『希望の党』」とかいう極右政党が「たちあが」るらしいことにも笑えるが、笑えないのは前原誠司という政治家だ。奴は、どうせのこのこ国民民主党に参加するのだろう。それだけでも国民民主党は私にとって強い嫌悪の対象となる。前原が「新『希望の党』」に参加するというのなら、それはそれで右翼政治家なりに筋を通すことになろうが、奴は間違ってもそんな道は選ぶまい。

ところで、去年の衆院選希望の党(一部無所属)から立候補して落選した右派/右翼/極右の元野党議員たちも、何やら怪しげな政治団体を立ち上げたようだ。会長は馬淵澄夫で会の名前は「一丸の会」。


最初のリンク先を見ると、何やら連合の神津里季夫が関与している気配がある。神津は国民民主党発足にも関わった。狙いはズバリ「民社党の復活」で、かつて「自民党より右」の右派労組政党として、国政選挙の度に議席を減らしていくことで有名だった民社党を復活させようというものだ。だから目障りな立憲民主党を抑えて野党第一党の樹立を狙うとともに、去年の選挙で落選した右翼政治家たちを再び国会議員の座を取り戻させようと躍起になっている。

呆れるのは、2番目のリンクにある会員のメンツだ。

松木謙公木内孝胤太田和美樋高剛といった小沢一郎一派が名を連ねている。樋高は「小沢側近四天王」の一人だ。また、木内は希望の党の「チャーターメンバー」でもあった(他にも野間健が希望の「チャーターメンバー」)。さらには、昨年の衆院選枝野幸男の刺客として立候補した高木秀文がいるし、故鳩山邦夫自民党)のドラ息子・鳩山太郎もいる。ひどい腐臭が漂ってくる顔ぶれで、立憲民主党からは強い拒絶反応があるに決まっているが、それどころか国民民主党の公認候補になれるかどうかも怪しいメンバーが多数いる。彼らは国民民主党の候補になれない場合、「新『希望の党』」の公認候補にでもなるのかもしれない。

結局、今回の新党設立も、馬淵澄夫の「一丸の会」結成も、ともに安倍晋三とその政権を助けるだけの効果しかなさそうだ。

ふざけるな、の一語に尽きる。前原誠司小沢一郎の2人は、せめてこの惨状を招いた責任を取って衆議院議員を辞職すべきだ。