kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

統一協会とズブズブの参院議員にして元「小沢一郎政策グループ代表幹事」の室井邦彦が民主党に離党届を提出

 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130419/stt13041910380001-n1.htm

民主の室井参院議員が離党届を提出「保守派の居場所なくなった」


 民主党室井邦彦参院議員は19日午前、党本部に離党届を提出した。昨年12月の衆院選後、同党に離党届を提出した参院議員はこれで4人目。室井氏は夏の参院選比例代表で、同党公認での出馬が内定していた。

 離党届の提出後、室井氏は記者団に対し、「私のような保守の思想の持ち主の居所が(党内に)なくなってしまった」と離党理由を語った。

 室井氏と、すでに同党を除籍処分となった平野達男川崎稔参院議員の民主党会派離脱が認められれば、参院での民主、自民の会派勢力の差はわずか1となる。

MSN産経ニュース 2013.4.19 10:35)

 「保守の思想の持ち主」といえば聞こえが良いが、室井邦彦の正体は筋金入りの統一協会統一教会)系議員である。『しんぶん赤旗』がかつて下記のような報道をしていた。記事はウェブ版には載らなかったようだが、共産党支持系ブログ(現在は閉鎖されている)に掲載されたものを転載した記事が『阿修羅』掲示板に残っている。


 <小沢民主党代表の側近=室井邦彦議員>統一協会と密接/対策弁連「関係断絶を」【しんぶん赤旗】 gataro(2007年11月16日)


 『しんぶん赤旗』の記事は以下。

<民主・室井議員>統一協会と密接/対策弁連「関係断絶を」(しんぶん赤旗

 民主党室井邦彦参院議員(比例区)が、霊感商法など反社会的活動をしている統一協会と密接に関係していることが十五日までに判明しました。全国霊感商法対策弁護士連絡会が同党に実態解明や統一協会との関係断絶を求める申入書を提出しました。

 申入書(十四日付)によると室井氏は今年七月の参院選で「むろい邦彦後援会 八邦会」発行の選挙ビラを配布。日本統一協会の実質的責任者である任導淳(イム・ドスン)にネクタイを結んでもらう写真や、韓国清里にある統一協会施設「真正宮博物館」を背景にした写真を掲載し、小沢一郎政策グループ代表幹事」の肩書で「政界再編が不可欠」と主張しました。選挙中、このビラが全国の統一協会施設にも置かれたとの情報も同弁連に寄せられています。

 室井氏はこの間、統一協会の集会に複数回出席し、「(文鮮明教祖の)日本への入国実現に努力する」などと発言。また、妻で兵庫県議(無所属)の室井秀子氏も統一協会の集会に熱心に参加し、統一協会信者だと信者らに認識されているといいます。

 選挙ビラに登場している任導淳は今年一月、文鮮明の指示で日本の最高責任者に就任。そのもとで日本人信者は、先祖の怨念(おんねん)を解くなどの名目の金集め・献金をあおられています。霊感商法などの違法手段や預金解約、土地売却なとで信者が集めた巨額資金の大半が文鮮明のもとに送られ、世界各地での土地買い占めや施設建設、各国の政治家工作資金にもなっています。

 同弁連が一九八七年結成以後二十年間に受けけた霊感商法被害相談は約二万八千件、九百六十億円。〇六年だけでも約四十億円(前年比十一億円増)にのぼり、実被害はその数十倍になるとみられています。

 室井氏の東京事務所は「事務所ではわからない」とのべています。

(『しんぶん赤旗』2007年11月16日 15面掲載記事)


 『阿修羅』の記事には、「小沢一郎政策グループ 代表幹事」と大きく銘打たれた室井邦彦の画像が掲載されている。しかし、室井は小沢一郎一派の民主党離党には行動を共にしなかった。その理由は容易に想像がつくのでネット検索をかけてみたら、ぴったしカンカンだった。

 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013041900059

室井氏が民主に離党届=参院選は他党から出馬

 民主党室井邦彦参院議員(比例代表)は19日午前、党本部を訪れ離党届を提出した。室井氏はこの後、「私のような保守の思想の持ち主の居所がなくなった」と記者団に述べ、憲法改正などをめぐる考え方の違いを離党の理由に挙げた。
 民主党は夏の参院選で室井氏を比例候補で擁立する予定だったが、室井氏は他党からの出馬を目指す意向を記者団に明らかにした。日本維新の会などが念頭にあるとみられる。室井氏は民主党会派から離脱する意向も示した。 
 昨年の衆院選後、同党参院議員の離党の動きは4人目。室井氏とともに、既に除籍された2議員の会派離脱が承認され、28日投開票の参院山口補選で自民党候補が当選した場合、民主、自民両党の参院会派勢力は84で並ぶ。

時事通信 2013/04/19-11:12)


 室井邦彦の学歴は「兵庫県立尼崎西高等学校卒業、追手門学院大学中退」である。もともと自民党兵庫県議で、1996年の衆院選で国政進出を目指したが、公明党冬柴鉄三に惨敗した。その後自由党に移って2001年の参院選兵庫県選挙区から立候補したがまたもや落選。民由合流で民主党に移った2003年衆院選で比例復活当選したが、2005年の郵政総選挙で落選。小沢一郎の要請によって2007年の参院選比例区から立候補して当選を果たした。要するに兵庫県統一協会系極右政治家である。

 その室井が、日本維新の怪からの立候補を模索する。室井の動向もさることながら、注目したいのは先日兵庫侵略の野望がひとまず挫かれた橋下徹の「維新の怪」だ。橋下は果たして統一協会(系の政治家)の助けを借りてまで兵庫侵略をつけ狙い続けるのか、しつこく監視したい(笑)