kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

ついに「非国民」呼ばわりされてしまった(苦笑)

きまぐれな日々 メルトダウンする日本の政治/『戦後史の正体』その後 にTBが送られてきた Dendrodium 戦争など絶対にさせてはならない より。

私も以前は平和を守る為には、憲法改正反対が一番であると思っていたが、
今や憲法無視のままで戦争突入さえしかねない政治家が、日本の政界にはひしめき合って居る様に見える。
最高裁判所には憲法違反のイラク参戦に協力した竹内元外務事務次官が判事として、憲法の番人役に納まっている。
国民は憲法の番人に憲法違反者であると分かっている竹内元外務事務次官が任命されても、これを罷免する事が出来なかった。
今や日本には憲法の番人としての最高裁判所はなくなってしまっている。


孫崎享さんの「戦後史の正体」が戦争反対の左翼にも受けているのは、
アメリカのジャパンハンドラーズに牛耳られるままの政府を何とかする為には、
アメリカからの影響で戦後日本の政治がどんなにゆがめられてきたかという事に、国民の多くが目を向けて、
ジャパンハンドラーズの言いなりの政治に反対する雰囲気を作りたいからだったのではないかと私は愚考している。
行き詰った日本を何とかしなくてはならない時に、
「戦後史の正体」を書いた孫崎さんが実は改憲論者であったから許せないとか、自立派と従米派に分けるようないい加減なわけ方では足りないとか言って、国民の意識統一を阻もうとしている政治ブログを見ると、
貴方方は日本がどうかなろうとしているのを、何とかしようとする意思はないのですか?と、聞いて見たくなる。
今の日本で国を憂うる人々の心を一つにする為の取り組みでも、
その表現に一切の妥協が許せず、内部分裂を図るとしたら、
其れは敵(戦争推進勢力)に塩を送る事になるのではないだろうか?


私は現在の日本には「アメリカが日本に戦争をさせたくてしょうがないで色々と画策している」と言う現状を、
一人でも大勢の国民が認識することが、何よりも喫緊の課題であると思っている。
福島社民党党首が孫崎さんにエールを送られたそうだけれど、福島さんもそういうお気持ちからだったのではないだろうか?


すさまじいまでに倒錯した論理である。

ブログ主は、「以前には『憲法改正反対が一番であると思っていた』のが、『今や憲法無視のままで戦争突入さえしかねない政治家が、日本の政界にはひしめき合って居る様に見える』から、『改憲論者の孫崎享を容認(ないしは孫崎に共感)する』」と言っているのである。

上の文章の最後の部分には、「論理の飛躍だ」と仰る方がいるかもしれない。しかしそうではない。これは、私が指摘した「孫崎享の『戦後史の正体』は改憲論に立脚している」という指摘に対する反応だからである。それが証拠に、ブログ主は

「戦後史の正体」を書いた孫崎さんが実は改憲論者であったから許せない

と書く「政治ブログ」(どこのブログのことだろう?w)の主張を槍玉に挙げている。つまり、この指摘に対する反論として上記の文章を書いているのである。「行き詰った日本を何とかしなくてはならない時に」「内部分裂を図る」として「政治ブログ」を指弾するこのブログ主の声は、私には

この非常時に何言うてんねん、この非国民!

としか聞こえない。ブログ主が「鬼畜米英」の思想に染まり切っていることは、「ジャパンハンドラーズ」がどうのこうのと書いている文章から明らかだ。


アメリカが日本に戦争をさせたくてしょうがないで色々と画策している」?

違うだろう。

日本人自身が中国と戦争したくてたまらないんですよ。そしてそれは、このまま推移すればそのうちに必ずや、

日本人がアメリカと戦争したくてたまらない
という事態にまで発展する。その時、誰よりも熱心に対米戦争に協力するのは、ほかならぬ『Dendrodium』のブログ主のような人たちだ。

歴史が私たちに教えてくれるのは、そういうことである。