10年前のあの世紀の悪書というよりトンデモ本『戦後史の正体』を著した孫崎享が正体を現したようだ。
今のプーチンの所業を見て、今まで批判的だったのに今更プーチンと親しかった安倍の擁護に回るとか、血に飢えすぎだろ。 https://t.co/lOjqgtd4Sx
— kazukazu88 (@kazukazu881) 2022年3月1日
安倍は今まで戦争を引き起こすかもしれない集団的自衛権を認めようとしているので批判するが、ロシアが違法な侵略戦争を起こしてプーチンと親しかった安倍が批判され始めたので、安倍について考え直しましたって、モラルの基準がぶち壊れまくっているだろうとしか。
— kazukazu88 (@kazukazu881) 2022年3月1日
私には孫崎が過去に熱心に安倍晋三を批判していた印象などほとんど持っていない。孫崎の稀代の悪書『戦後史の正体』は、日本国憲法をわずか7頁の「押しつけ憲法論」をもって軽く片付けていた。それを読んで私は呆れ、当時オザシンに熱烈に支持されていたこの人の正体が「単なる反米右翼」に過ぎないことを悟った。
当時孫崎と同じ陣営にいた(現在は知らないが)植草一秀に至っては、自費出版した著書『知られざる真実』で、安倍晋三のシンパであることをあけすけに語っていた。植草はこの自費出版本を出した2000年代半ばから反小泉純一郎ではあったが、決して反安倍ではなかったのだ。植草はオザシンに取り入った後は親安倍的な発信を一切止めたから、オザシンは誰も植草の正体が安倍シンパの右翼だなどとは夢にも思わなかっただろうが。孫崎はその植草の同類で、根は反米右翼のナショナリストだ。なお当然ながら彼らは小沢一郎とも安倍晋三とも立場が異なる。小沢も安倍も自民党の政治家らしく典型的な親米右翼(小沢)または親米極右(安倍)だ。
だから今さら孫崎が安倍晋三の擁護に回ったところで、全く驚きはしない。ついに馬脚を現したなとは思うが。