kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

生活の党の選挙制度改革案はやはり「比例代表定数80削減」のまんま

げに恐るべし「惰性力」の強さ - kojitakenの日記 を書いた時には時間がなかったし、自明だと思ったから確認しなかったが、やはり「生活の党」の選挙制度改革案は小沢一郎の以前からの主張である「比例代表定数80削減」のまんまだった。だいぶ古いが、2月13日に発表していた。


まずは身を切る改革を! | 自由党

まずは身を切る改革を!
議員立法による議員定数削減法案とりまとめを報告(2013年2月13日)


森ゆうこ代表代行は2月13日、総合政策会議後の記者会見において衆議院比例代表選出議員を100人(現行180人)とする公職選挙法等一部改正案をとりまとめたことを報告しました。

今後、他党に働きかけ今国会中に成立を図りたいとの考えを示しました。

昨年11月の党首討論野田首相安倍自民党総裁が今通常国会で定数削減を行うと合意したにもかかわらず、一向に進展していないことから、生活の党が率先して立法作業に取り組んでいると説明しました。

記者会見には総合政策会議副議長の畑浩治衆議院議員、はたともこ参議院議員が同席しました。


森裕子もはたともこ*1も今年の参議院選挙で議席を失う可能性が高いが、それでも衆議院の話だから他人事だと思っているのかもしれない。


ところで、実はこの件はネット検索で知ったのだが、引っかかったのは「小沢信者」の巣窟、「阿修羅」の投稿だった。


生活の党壊滅へ。生活の党は衆議院比例代表を180人から100人に削減することを主張 破壊党党首

生活の党壊滅へ。生活の党は衆議院比例代表を180人から100人に削減することを主張

投稿者 破壊党党首 日時 2013 年 2 月 15 日 10:14:56: xggK/dLlATA3w


森ゆうこ代表代行は2月13日、総合政策会議後の記者会見において衆議院比例代表選出議員を100人(現行180人)とする公職選挙法等一部改正案をとりまとめたことを報告しました。


先日の第46回衆議院議員総選挙において生活の党(旧日本未来の党)は
小選挙区議席
比例代表議席
合計9議席を獲得しました。


仮に生活の党が主張するように比例代表を180人から100人に削減した場合生活の党は
小選挙区議席
比例代表議席
合計4議席となり壊滅的敗北となります。


まずは身を切る改革を!|活動・報告|生活の党
http://www.seikatsu1.jp/activity/act0000020.html


「小沢信者」グループの内部からこの政策に疑問を呈する投稿のようだが、それでも腐っても「小沢信者」だけのことはあって、議席の見積もりが過大である。

上記は、「日本未来の党」の得票結果を元にした試算だろうが、現実には亀井静香が離党したから、これを差し引けば、小選挙区の獲得議席は「1」になる。また、「日本未来の党」に投票した人の中には、小沢一郎には疑問を感じるけれども「脱原発」の姿勢を支持して投票した人も少なくないはずだが、こうした人たちの得票も減る。従って、比例代表議席数の「2」も過大な見積もりであり、1議席たりとも獲得できないと見るべきだ。

つまり、この案が施行されれば、「生活の党」は(衆議院では)小沢一郎の「劇団ひとり」になる可能性が高い。


ところで、「阿修羅」のコメント欄が笑える。

01. 日高見連邦共和国 2013年2月15日 11:30:13 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A


私は、議員定数の大幅削減は、“然るべき、政治家主導による改革”の後でも良いと、個人的には思っている。

が、政治家自身がこのような“我が身を斬る大改革”を真っ向から主張する姿には拍手を送りたい。

そももが、“比例代表並立制”そのものが、”政治改革”における”妥協の産物”だったんだから。

『生活の党』の獲得議席がどうとかというレベルの、”功利主義”で論ずべき問題では無い。

10. 土浦市民T 2013年2月15日 20:19:31 : tiqo5RlV5ht9I : TKJKeahKkI


●二大政党制の本格的始まりとなることを期待する
 前回の総選挙でオリーブの木が育たなかったのは比例区のためでないのか。現状では小選挙区で負けても比例区で当選すれば議員になれる。また、日常活動がなくとも議員になれる。まさにオリーブの木を必要としていない議員が多いのではないだろうか。


 比例が少なくなれば軟な議員は減る。これでいいと思う。このような過程を経て2大政党制が開いていくと思われる。共産党オリーブの木に参加しなければ議員にはなれない時代になるのだ。長所もあれば短所もあるが、長所の方が多いと思う。


まず「小沢擁護ありき」で立論すると、上記のような意味不明のコメントになるのだろう。私が思い出したのは、「小沢信者」にとって「聖典」の一つであるらしい孫崎享トンデモ本『戦後史の正体』に記された岸信介礼賛を正当化、もとい「正しく理解」するために、「孫崎の真意は『吉田茂の全面否定』にある」との「解釈」をひねり出した、とある『きまぐれな日々』の元常連「小沢信者」コメンテーターのコメントだった。氏は、昨年の衆院選で「日本未来の党」が惨敗すると、ついにブログのコメント欄に来なくなったが(笑)。

もっとも、「阿修羅」のコメント欄でさえも、もはや公然と小沢やその腰巾着らを批判する人間も珍しくはなくなっている。

11. 2013年2月15日 22:43:36 : dgTJo9SmTY


森がどーたら言おうが、次の選挙で「生活」の参議院は壊滅するし(ヤワラちゃんだって逃げるだろう)、その次の衆院選で小沢生活は跡形もなくなる。


日高見とかの骨の髄からの小沢ケツ舐めが、先の選挙であれほどの大敗を喫しながら、まるで何事もなかったかのように、いまだに岩手がなんたら、小沢こそこーたらとぬけぬけ言っておれる神経がわからんのだが。


谷亮子は今回は非改選で、議席は2016年まで安泰なので、「生活の党」の最期を看取るのは谷亮子になるのではないかと予想する今日この頃である。

*1:この人は、2009年に戸籍名を秦知子からはたともこに変更したらしい。