kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

安倍晋三はなぜ「靖国に行かない」言い訳をするのか?(呆)

http://mainichi.jp/select/news/20131020k0000m010013000c.html

安倍首相:靖国参拝できず「痛恨の極みは今も変わらない」

 安倍晋三首相は19日、靖国神社への参拝について「第1次安倍政権で任期中に参拝できなかったことは、『痛恨の極みだった』と申し上げた。その気持ちは今も変わらない」と述べ、在任中の参拝に改めて意欲を示した。視察先の福島県南相馬市で記者団に語った。

 首相は「国のために戦って倒れた方々に対し、尊崇の念を表し、ご冥福をお祈りする。その気持ちは今も同じであり、リーダーとしてそういう気持ちを表していくことは当然のこと」と強調した。

 首相は靖国神社で行われている秋の例大祭(17〜20日)に合わせた参拝を見送り、供え物である真榊(まさかき)を私費で奉納した。中国、韓国は反発しているが、首相を支持する保守派は、参拝を強く求めている。

 今回の例大祭に合わせ、安倍内閣の閣僚からは、新藤義孝総務相がすでに参拝。古屋圭司国家公安委員長も20日に参拝する方向で調整している。また、首相の実弟である岸信夫副外相も19日に参拝した。【水脇友輔】

毎日新聞 2013年10月19日 18時04分


こういうことを言うから、安倍晋三という人間は、ほんっっっっっとに下劣なやつだと思うのだ。

記事にある通り、靖国の秋の例大祭は、明日(20日)までやっているのだから、本当に安倍が靖国に参拝したければ、今からでは遅くない、けば良い。しかし、ひとたび靖国に参拝しないと決めたのなら、何も口にしてはならない。それが総理大臣の重責を担う者に要求される当然の態度であろう。立場の違いを超えてそう思う。

それを、参拝には行かないでおいてこんな発言だけをする。これでは、安倍晋三を支持する右翼たちに対する言い訳にしか私には思えない。安倍は、「本当は僕ちゃん、靖国に行きたいんだけど行かせてくれないんだよ」と言っているのも同然なのだ。誰が安倍を靖国に行かせてくれないのか、中国や韓国か、自民党内か、はたまたアメリカか。こんな言い訳がましいことを言うのなら、安倍晋三は自らの靖国参拝を「妨害」しているのは何なのかをはっきり語るべきだろう。だが、安倍はそんなことは口にしない。要するに安倍は、靖国に参拝しない己に対する右翼の批判から身をかわしたいだけなのだ。だから私は安倍晋三という人間を心底から軽蔑する。こんな人間にいつまでも総理大臣を任せていてはならない。

今回の安倍の言葉から思い出されるのは、「『悪徳ペンタゴン』ガー」という「小沢信者」の常套句だ。安倍晋三靖国参拝に決定的な影響力を持つのは、中韓以上にアメリカであろうと私は想像するが、安倍晋三なり小沢一郎なりの信者の心理メカニズムについていえば、何事についても、不可抗力ともいうべき強い力を持つ強者のせいにして、自らが信奉する安倍だの小沢だのをかよわい哀れな子羊扱いして免罪してしまうところが、「安倍信者」なり「小沢信者」なりの重大な欠陥だろう。そういう過保護な態度が、自らが信奉する政治家をスポイルしてしまうのである。