kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

久々に聞いた「小沢一郎に関する話」2題

小沢一郎の話を聞くのも久しぶり。


http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014022201002199.html

小沢氏ら「国会の葬式」集会開く 秘密保護法成立に抗議


 特定秘密保護法を成立させたのは国会の自殺行為だとして、小沢一郎生活の党代表や高知県出身の元国会議員らが22日、高知市の自由民権記念館で「違憲国会の葬式」と題する集会を開いた。

 1882年に明治政府による言論弾圧で、高知新聞と同名の新聞が発行禁止処分を受け、抵抗運動として「新聞の葬式」が開かれたのを模した試み。平野貞夫参院議員が「秘密保護法成立は議会政治の自殺だ。行政権力が拡大解釈して運用でき、人間の生存権に干渉する」と「弔辞」を読み上げ、県内外から駆け付けた約150人が国会議事堂の写真を飾った祭壇に献花した。

共同通信 2014/02/22 21:23)

殺人事件の被害者の葬式でお経を読む坊主が、実は犯人だった。そんな印象。小沢が「政治改革」と称して導入した小選挙区制が今日の惨状を招いたのである。


その小沢だが、性懲りもなく橋下徹とくっつこうとしているらしい。今度はこんなことをやらかしていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140222-00000011-san-pol

小沢氏の合流打診、結いソッポ

産経新聞 2月22日(土)7時55分配信


 生活の党の小沢一郎代表が先月、野党再編を模索する結いの党の江田憲司代表に合流を打診し、拒否されたことが21日、分かった。

 関係者によると、小沢氏は江田氏に「数を持つことが大切だ。生活を解党してもいい」と持ちかけた。江田氏は「政策や法案ごとに共闘したい」と述べ、応じなかった。

 結いの議員数は衆院9人、参院6人の計15人で、生活は衆院7人、参院2人の計9人。小沢氏は、生活のままでは存在感をみせられないことから、自ら再編機運を高め、再編の中核に入ろうと動いたとみられる。江田氏は「政治理念と基本政策の一致」を再編の条件に掲げているだけに、生活と合流は「野合」との批判を浴びると判断したとみられる。

 結いと生活は主要政策で隔りがある。「小さな政府」を志向する江田氏は、小沢氏の「国民の生活が第一」の路線を「バラマキだ」と批判。集団的自衛権の行使容認についても、小沢氏は政府の憲法解釈変更による容認は可能という立場だが、江田氏は行使容認そのものに慎重だ。

 小沢氏は先月18日の結いの結党大会に出席、江田氏も同月25日の生活の党大会に出席した。

「『国民の生活が第一』を解党してもいい」と嘉田由紀子に言って、小沢が(選挙には惨敗したものの)「日本未来の党」を乗っ取ったことを思い出さない人はいないだろう。

なぜ小沢が「結いの党」に目をつけたかというと、言うまでもなく、この党は今秋にも日本維新の怪と民主党細野(・前原)一派と合同して、新党を立ち上げると見られているからだ。つまり、前々から「僕の考えは橋下市長と同じ」と公言している小沢は、今でも橋下と組みたいのである。

この新党は、極右色の強い自民党に対抗して新自由主義色の強い政党になると見られる。「ネオコンネオリベ二大政党制」を目前にして、小沢が手をこまねいているはずがないとは、誰しも思うところだろう。

だが、誰もが想像するであろう通り、小沢は江田憲司から相手にされなかった。その口実として、江田憲司が言ったのか産経が勝手に解釈しているのかは知らないが、生活の党が「集団的自衛権の行使を容認」していることが挙げられているのだから、失笑ものである。

小沢よ、いっそ「生活を解党してもいい」からと、自民党への合流を安倍晋三に直訴してみたらどうだ? 自民党安倍晋三)となら、集団的自衛権行使容認の立場に違いはあるまい(笑)