東京五輪に絡む件はあまり書きたくなかったのだが、昨夜の報ステとNEWS23がともに報じたアメリカのデザイナーが「法的手段も検討」とする告発には説得力があった。
これは五輪のエンブレムではなく、サントリーのトートバッグだが、盗作そのものだと思った。百聞は一見にしかず。
佐野のパクリはアメリカのデザイナーからのものにとどまらず、多くのデザインがパクリというかコピペだった。
そして、東京五輪のエンブレムも佐野が主張するような偶然の一致ではなく、やはりパクリなのではないかとの心証を抱かせるに十分なものである。佐野の作品とされる東京五輪のエンブレムの公認は一刻も早く取り消すべきであろう。
佐野は、トートバッグの件は部下が勝手にやったと釈明しているが、部下たちは上司のやり方を見習っただけではないかと疑われる。礒崎陽輔やら木原稔やら大西英男やらのやったことが安倍晋三の意向を正確に反映していたのと同じことである。
佐野の悪事の多くはネットで暴かれたものらしいが、その経緯から小保方晴子を思い出したことはいうまでもない。
小保方について語られる時、よく佐村河内守が引き合いに出されていたが、佐野研二郎がお仲間に加わった。
「佐村河内」や「小保方」といったインパクトのある姓ではないのが残念だが、姓と名を合わせて漢字5文字であることで、辛うじて統一がとれているといえよう。