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小保方晴子氏:早大が博士号取り消し…博士課程退学扱いに(毎日)

既に毎日新聞(須田桃子記者)がスクープしていたので新たな感慨はないが、小保方晴子の博士号が正式に取り消された。

http://mainichi.jp/select/news/20151103k0000m040030000c.html

小保方晴子氏:早大が博士号取り消し…博士課程退学扱いに
毎日新聞 2015年11月02日 18時43分(最終更新 11月02日 22時06分)

 早稲田大は2日、撤回されたSTAP細胞論文の筆頭著者、小保方(おぼかた)晴子・元理化学研究所研究員(32)の博士号の取り消しが確定したと発表した。再提出を求めていた博士論文の訂正作業が1年間の猶予期間内に完了しなかったとしており、小保方氏は論文未提出で博士課程を退学した扱いになるという。

 早大が授与した博士号を取り消すのは今回で2例目。鎌田薫総長は記者会見で「このまま博士論文のない学位が存続する状態を維持できないと判断した。今後全力で信頼回復に努めたい」と述べた。

 2011年3月に博士号を授与された小保方氏の論文は、昨年のSTAP論文問題をきっかけに盗用などの問題が指摘されていた。

 早大によると、小保方氏と連絡が取れるようになった今年5月末以降、教員が訪問するなどして論文の訂正について指導。小保方氏はインターネットによる倫理教育も受け、改訂稿も計4回提出した。しかし実験の手法や結果、考察についての記述不足などで完成せず、先進理工学研究科は10月29日、再審査に至らないと判断したという。小保方氏は猶予期間延長も求めたが、認めなかった。

 また、早大は2日、06年度から14年9月までに博士号が授与された小保方氏以外の論文を調査した結果、89本に引用元を書かないなど不適切な記述があったと発表した。学位は取り消さず、うち48本は既に訂正作業が終了したという。【須田桃子、大場あい】