kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

甘利明の後任・石原伸晃は「無能な失言王」(笑)

甘利明の後任は石原伸晃らしいが、石原といえば2003年に当時の道路公団総裁・藤井治芳を更迭しようとして藤井の強烈な抵抗に遭い、論戦では藤井に圧倒的に押されて憮然とした表情になった情けない姿がまず思い出される。なお私は当時から私は石原伸晃(だの安倍晋三だの)が大嫌いだったので、石原対藤井のバトルでは藤井を応援していた(笑)。

また、石原伸晃は独裁者・安倍晋三が足を石原の家に向けて寝られないほどの大恩人だといえる。なぜかといえば、2012年の総裁選で、頭の悪い古賀誠森喜朗らが谷垣禎一を切って石原を支持したため、当初石原優勢と見られていたが、東京電力福島第一原発を「サティアン」と呼ぶという大失言をやらかして一気に失速し、安倍晋三の総裁復帰をもたらしたからだ。東電原発事故に関する石原の失言といえば、「最後は金目でしょ!」というのもあった。あれもひどかった。

サティアン」や「金目」に限らず、石原は自民党の失言王といっても過言ではない政治家だ。親父の石原慎太郎が発する極右マッチョの許しがたい暴言に対し、石原伸晃の失言はあまりにもアホ丸出しなのが特徴だ。

こんなサイトもある。
こんなにあった!石原伸晃氏のこれまでの失言まとめ - NAVER まとめ(2014年8月28日)

この「まとめ」には、私には「失言」と思われないものもいくつか含まれるが、下記は文句なく失言だろう。なお「サティアン」と「金目」は既に言及したので除いた。

  • 放射能汚染土の中間貯蔵施設建設について「福島県の皆さんが自ら行動を」(2013.8.11)
  • 自民党幹事長でありながら「総裁を支えるためにやってきたわけではない」(2012.9.2)*1
  • 「胃ろう患者は、 寄生したエイリアンみたい」(2012.2.6)


政治手腕も、最初に挙げた藤井治芳に手を焼いた一件からもわかる通り、「突破力」に欠ける。早い話が無能である。よく、「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である」と言われるが、石原伸晃安倍晋三にとっての「無能な味方」にほかならない。

こりゃまた安倍晋三もとんだ「悪手」を打ったものだと思った。

*1:石原が「下剋上」で谷垣禎一に取って代わろうとした時の言葉。