kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

沖縄女性不明 元米兵を逮捕 遺体で発見、殺害示唆(東京新聞)

「きまぐれな日々」にいつもマスメディア報道の情報を鍵コメで提供してくださる方がいて感謝に堪えません。どうもありがとうございます。今朝はご提供いただいた記事を6件そのまま紹介します。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201605/CK2016052002000131.html

沖縄女性不明 元米兵を逮捕 遺体で発見、殺害示唆
2016年5月20日 朝刊

 沖縄県うるま市の会社員島袋里奈さん(20)が四月から行方不明となり、県警は十九日、死体遺棄の疑いで、米軍属で米国人のシンザト・ケネス・フランクリン容疑者(32)=与那原町(よなばるちょう)=を逮捕した。供述に基づき、県警は島袋さんの白骨遺体を恩納村(おんなそん)の雑木林で発見。殺害をほのめかす供述をしており、県警は捜査本部を設置した。米軍関係者による凶悪事件に沖縄県では反発が広がった。

 容疑者は元海兵隊員で、空軍嘉手納(かでな)基地(嘉手納町など)に勤務。岸田文雄外相はケネディ駐日米大使と会談し「事件の発生は極めて遺憾だ。強く抗議する」と非難。ケネディ氏は「米国政府と国民に代わって心からの悲しみを表明する」と述べた。

 翁長雄志(おながたけし)知事は「痛恨の極みだ」と報道陣に語った。事件は、政府と県の対立が続く米軍普天間(ふてんま)飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の移設に伴う名護市辺野古(へのこ)の新基地建設にも影響を与えそうだ。

 逮捕容疑では四月二十八日午後八時十三分ごろから翌二十九日午前二時四十分ごろまでの間、恩納村安富祖(あふそ)の雑木林に島袋さんの遺体を遺棄したとされる。県警によると「動かなくなった女性を雑木林に遺棄しました」と容疑を認めている。

 遺棄現場は島袋さんの自宅から車で四十分ほどの場所にあり、県警は歯型照合で島袋さんと確認。二人に接点はなかったという。

 県警は今月十六日から任意で事情聴取してきたが、捜査関係者によると、大量の睡眠薬を飲んで話が聴けない日があった。使用車両の任意提出を受けた結果、島袋さんのDNA型が検出された。

 島袋さんは四月二十八日午後八時ごろ、交際中で同居していた男性に「ウオーキングしてくる」と、スマートフォンの無料通信アプリLINE(ライン)でメッセージを送信。翌二十九日未明に男性が「今から帰る」とメッセージを送ると、読まれたことを示すマークが表示されたが、返信はなく、男性が同日、うるま署に届け出た。

 県警によると、容疑者は日米地位協定が定める「軍属」に当たる。ただ「公務外」の事件は、日本の刑事手続きに従って送検される仕組みになっている。

 <在日米軍の軍属> 米軍基地で事務員や技師として働き、軍務を支援する民間の米国人。沖縄県によると2011年現在、同県の軍人は約2万6000人で、軍属が約2000人。日米地位協定は、在日米軍の軍人、軍属が公務中に事件、事故を起こした場合、米側に第1次裁判権があると規定している。このうち軍属に関しては11年、米側が刑事訴追しない場合、日本側で裁判できるよう協定運用を見直した。

東京新聞より)


http://www.asahi.com/articles/ASJ5M7SWLJ5MUTFK01L.html

元米兵逮捕、閣僚「大変なことに」 オバマ氏の訪日控え
山岸一生
2016年5月20日07時23分

 沖縄県で米軍関係者の男が死体遺棄容疑で逮捕された事件は、5月下旬に主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)やオバマ米大統領の広島訪問を控える日本政府にも波紋を広げた。

 岸田文雄外相は19日深夜、ケネディ駐日米大使を外務省に呼び、「このような事件が発生したことは言語道断であり、強い憤りを覚える。ご遺族の悲しみを思うと胸が張り裂ける思いだ」と述べ、さらに「米軍人、米軍属の綱紀粛正と事件事故の再発防止の徹底」を求めた。ケネディ氏は終始、硬い表情で「このような事件が再び起こらないよう、私どもとして最大限努める」と語った。

 会談後、岸田氏は記者団に「(ケネディ氏から)遺族に対して自分の気持ちを伝えたいとの発言があった」と明かした。また、中谷元・防衛相も同日夜、防衛省内で在日米軍司令官のドーラン中将に対し、「強い遺憾の意を伝える」と抗議したが、ドーラン氏は「捜査に全面的に協力する」としながらも、「(容疑者は)現役の軍人ではなく、米軍に雇用されている人物でもない」などと述べた。

 安倍内閣の閣僚の一人は「タイミング的にまずい。大変なことになった」と嘆く。サミットやオバマ氏の広島訪問など重要な日米間の外交日程が続く中、友好ムードに水を差すことになるからだ。公明党幹部は「日米首脳会談でも触れざるを得ないかもしれない」とみる。

朝日新聞デジタルより)

なんだ、この腫れ物に触るような扱いは。

http://www.asahi.com/articles/ASJ5M5VF8J5MTIPE033.html

翁長知事「基地あるがゆえ」 怒る沖縄、辺野古に影響も
上遠野郷、小松重則
2016年5月19日23時37分

 全国の在日米軍専用施設の7割以上が集中する沖縄で、米軍属によるとみられる重大事件が起きた。オバマ米大統領の訪日を控え、沖縄県議選や参院選といった米軍普天間飛行場宜野湾市)の県内移設の是非が主要な争点となる選挙も続く時期。繰り返される「基地の島」での事件は、移設をめぐる沖縄県翁長雄志(おながたけし)知事と安倍政権の対立をさらに激化させかねない。

 翁長知事は19日夜、米軍普天間飛行場の同県名護市辺野古への移設計画に反対する姿勢を伝えるため出張していた米国から帰国したばかり。成田空港で記者団に「連邦議会議員、有識者らに沖縄の米軍基地がいかに理不尽な形で置かれているかと話してきた。その矢先に、基地があるがゆえの事件が起きてしまった」と語った。

 翁長氏を支える県議らも一斉に批判の声を上げた。被害女性が住むうるま市選出の山内末子県議は「あまりにひどい事件で言葉にならない。沖縄の人なら誰でも怒りを覚える」。新里米吉県議も「基地問題を解決するには、基地を減らしていくしかない」と憤った。

 警察庁によると、全国の警察が検挙した米軍人と軍属、その家族による刑法犯事件はここ数年、数十件で推移。昨年は76件(82人)だった。このうち沖縄は34件(42人)と、半分近くを占めている。

 1995年には海兵隊員らによる少女暴行事件が発生し、基地反対運動が大きなうねりとなった。県民大会に8万5千人(主催者発表)が集まり、翌年の日米両政府による普天間返還合意につながった。ただ米兵らによる事件は後を絶たず、今年3月にも観光客の女性に性的暴行を加えたとして海軍兵が準強姦(ごうかん)容疑で逮捕されている。

 今回の事件を受け、ある県議の陣営関係者は「県民は再び基地集中の矛盾に目を向けざるを得なくなる。『辺野古』への反発もさらに燃え上がるかもしれない」と指摘する。

朝日新聞デジタル


http://www.nikkansports.com/general/news/1649746.html

元米海兵隊32歳逮捕、供述の場所に遺体 沖縄失踪
[2016年5月19日22時21分]

 沖縄県うるま市の会社員島袋里奈さん(20)が4月から行方不明となり、県警は19日、死体遺棄の疑いで、元海兵隊員で米軍基地に勤める米国人の男(32=与那原町)を逮捕した。県警は供述に基づき、女性とみられる遺体を恩納村の雑草地で発見した。米軍関係者による凶悪事件に沖縄県では反発が広がり、同県の翁長雄志知事は「痛恨の極みだ」と述べた。

 捜査関係者によると、男は空軍嘉手納基地(嘉手納町など)に勤務している。在沖縄米軍トップのローレンス・ニコルソン沖縄地域調整官は、在日米軍基地に勤める男が逮捕されたことについて、沖縄県の安慶田光男副知事に電話で「大変遺憾だ」と謝罪した。

 今後、沖縄での反発が強まれば、政府と県の対立が続く米軍普天間飛行場宜野湾市)の名護市辺野古移設にも影響を与えそうだ。

 うるま署で接見した弁護士によると、男は逮捕に「困惑している」と話したという。

 沖縄県警は、島袋さんの失踪に関与した疑いがあるとして16日から任意の事情聴取を始め、19日も続けていた。使用車両の任意提出を受けて調べた結果、車から島袋さんのDNA型が検出された。

 県警などによると、島袋さんは4月28日午後8時ごろ、交際中で同居していた男性に「ウオーキングしてくる」と、スマートフォンの無料通信アプリLINE(ライン)でメッセージを送信。翌29日未明に男性が「今から帰る」とメッセージを送ると、読まれたことを示すマークが表示されたが、返信はなく、男性が同日、うるま署に届け出た。

 島袋さんのスマホの位置情報は、自宅に近いうるま市州崎の工場地帯で最後に確認され、県警は周辺の通行車両の記録などを捜査していた。

(日刊スポーツより)


http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1649495.html

政界地獄耳
2016年5月19日7時45分 紙面から
社民の化石に自民高笑い

 ★社民党民進党との参院選前の合流を断念した。あとは団体に参加する「統一名簿」方式を模索することになる。民進党との合流を巡っては4月28日に社民党党首・吉田忠智が幹事長・又市征治に打診。12日の党会合で吉田が「民進党との合流も選択肢として考えられる」と発言するや、党内から猛反発を受けた。大半は「政策が違う」との理由だが、別の党なのだから政策が違うのは当然。それをどう乗り越えるかがポイントだが、理解しない政界の化石を相手にするのは大変だ。

 ★民主党が維新の党と合流し民進党になったことを軸に、社民党、生活の党なども合流し、一大勢力にするという野党合同のもくろみが首尾よく進まないのは、野党全体にはびこる55年体制から脱皮できない古い体質そのものにあるといえる。本来、政権与党側が変化を望まぬ保守的対応で融通が利かないというならまだしも、政権に対抗するため戦いを挑む側がぬるま湯の中にいたがるようでは改革などという言葉を発する資格はない。

 ★「社民のみならず民進にせよ、それを支える連合にしても、結局組織を抱えているところは組織防衛ばかりが頭に浮かんで、考えに柔軟性がなく理想を掲げることができない。55年体制の病巣は機能していない組織の中に広く浸透してしまっている。与党は権力といううまみと実現力で求心力を高め、整合性の取れないことも強引に慣れさせてしまう。まして自民党小泉政権時代に『自民党をぶっ壊す』と1度支援団体を含め組織を壊した過去がある。これが役に立ったのではないか」(政界関係者)。自民党の高笑いが聞こえる。(K)※敬称略

「本来、政権与党側が変化を望まぬ保守的対応で融通が利かないというならまだしも、政権に対抗するため戦いを挑む側がぬるま湯の中にいたがるようでは」というのは本当にその通りだな。そのあとに続く「改革」という言葉は気に食わないけど。

あと、「小沢信者」よ、何か言えよ、と強く言いたい。少し前まではまだ、「このまま小選挙区制を維持していけば、そのうちまたオセロの石をひっくり返すようなことがある」などとほざいていた「小沢信者」だが、現在はそれさえも言わなくなった。彼ら、息してるんだろうか?
今や、自民党安倍晋三)の独裁、やりたい放題の原因は小選挙区制だ、と、かつて「政治改革」を後押ししたジャーナリストの岸井成格すら断言してはばからない。私は、生活の党と(以下略)から統一名簿の件を推進する話がいっこうに聞こえてこないのは、それが小沢教祖様の「教義」であるところの「小選挙区制」と対立する選挙制度である「比例代表制」の活用にあたる行動だからではないか、と意地悪く勘繰っている。

http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000075172.html

オバマ氏訪日と参院選前…政府困惑 軍属の男逮捕に
(2016/05/19 17:00)

 沖縄県うるま市の20歳女性行方不明事件で19日午後、女性の遺体が見つかりました。沖縄県警は死体を遺棄した疑いで軍属の男(32)を逮捕しました。アメリカのオバマ大統領が歴史的に広島を訪問をする直前のタイミングというだけに、日本政府は困惑しています。

 (政治部・藤川みな代記者報告)
 政府・与党内からは「本当に最悪のタイミングだ」という声が相次いでいます。政府としては、オバマ大統領の広島訪問で悲惨な歴史を乗り越えた日米の同盟関係を世界にアピールしようとしていた矢先の事件で、友好ムードに水を差された状況です。日本政府はこれまでも、アメリカ軍関係者による事件が発生する度にアメリカ側に抗議し、綱紀粛正と再発防止を求めてきました。しかし、3月に女性が暴行された事件に続いて、またしてもこのような事件が起きたことで、自民党内からは「日米首脳会談でも取り上げて強く抗議するべきだ」という声が出ています。そして、沖縄県はもともと、自民党にとって厳しい戦いが予想されている選挙区ですが、この事件によって来月に予定さている県議会選挙、そして7月の参議院選挙に大きい影響が出るだろうという見方が出ています。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2016

(テレ朝ニュースより)