kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

オスプレイが名護市沿岸で墜落・大破! 別のオスプレイも胴体着陸。在沖米軍トップの四軍調整官・ニコルソンは逆ギレ(呆)

オスプレイといえば、今は亡き、もとい紆余曲折を経て自由党になった「国民の生活が第一」の元幹事長にして現在では千葉科学大学危機管理学部危機管理システム学科教授であらせられる東祥三大センセイが大絶賛したことが思い出されるが、1日のうちに名護市沿岸で墜落・大破したかと思うと別の一機も普天間飛行場胴体着陸をやらかした。しかも、あろうことか事故について釈明した在沖米軍トップの四軍調整官・ニコルソンが逆ギレするというとんでもないニュースが飛び込んできた。

http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016121502000084.html

オスプレイ、事故時は給油中 別機体も胴体着陸

 米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の新型輸送機MV22オスプレイ一機が十三日午後九時半ごろ、海上に不時着した。共同通信は十四日、同県名護市の岸から約八十メートルに胴体と翼が分離し大破しているのを確認した。乗員五人は米軍が救助し、二人がけがをした。日本国内でのオスプレイの重大事故は初めて。米軍側は当面、運用を停止すると日本政府に伝えた。

 現場は普天間飛行場の移設先である名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブから数キロの浅瀬。

 在沖縄米軍トップのニコルソン沖縄地域調整官は記者会見し「沖縄の人々に謝罪する」と述べた。ただ、ニコルソン氏に抗議した安慶田(あげだ)光男・沖縄県副知事によると、ニコルソン氏は会談で安慶田氏に謝罪せず、抗議への不快感を示したという。

 会見でニコルソン氏は、沖縄本島沖約三十キロの訓練空域で空中給油訓練中、プロペラが給油機のホースに当たって損壊し、事故原因となった可能性があると説明。飛行が不安定になり、パイロットがキャンプ・シュワブ沿岸の浅瀬を目指し、集落を避けて不時着させたという。別のオスプレイが十三日夜に普天間飛行場胴体着陸したことも明らかにした。

 沖縄県普天間移設を巡って政府と激しく対立しており、翁長雄志(おながたけし)知事は県庁で沖縄防衛局長らと会談し「直ちにオスプレイの飛行を中止して配備撤回を求めたい」と述べ、名護市の稲嶺進市長も「基地ができれば危険度が増すのは火を見るより明らかだ」と語るなど反発を強めた。

 安倍晋三首相は記者団に「大変遺憾だ。オスプレイ飛行の安全確保が大前提だ」と述べた。稲田朋美防衛相は「コントロールを失った状況ではなく、墜落ではない」としたが、翁長知事は「墜落だと認識している」と反論した。第十一管区海上保安本部那覇)は、海保の捜査を受け入れるよう米軍に口頭で申し入れた。中城海上保安部は十四日、航空危険行為処罰法違反容疑で捜査に着手した。

 陸上自衛隊オスプレイ十七機を導入、二〇一九年度から佐賀空港に順次、配備することを地元に要請している。米軍の定期整備も来年一月から千葉県の陸自木更津駐屯地で始まる予定だが、千葉県などは安全確認ができるまで見合わせるよう求める要請書を防衛省北関東防衛局に提出した。

 オスプレイは開発段階からトラブルが相次ぎ、一九九一〜二〇〇〇年に起きた四回の墜落事故で三十人が死亡。量産決定後の一二年四月にもモロッコでの演習中に墜落事故で死傷者が出ている。

中日新聞 2016年12月15日 朝刊)


http://www.asahi.com/articles/ASJDG547DJDGTPOB008.html

米軍高官「被害与えず、感謝されるべき」 沖縄副知事に
吉田拓史
2016年12月14日15時51分

 沖縄県名護市沖に米軍輸送機オスプレイが不時着して大破した事故で、沖縄県の安慶田(あげだ)光男副知事は14日、在沖米海兵隊トップのニコルソン四軍調整官に対し抗議した。安慶田副知事によると、ニコルソン氏は「パイロットは住宅、住民に被害を与えなかった。感謝されるべきだ」と抗議に不満を示したという。

 安慶田副知事によると、オスプレイの飛行停止と配備撤回を求める抗議文をニコルソン氏に手渡し、抗議したが、ニコルソン氏はかなり興奮した様子で「(事故を)政治問題にするのか」と言ったという。安慶田副知事は「県民はオスプレイの配備も訓練も認めていない」と述べたが、ニコルソン氏は最後まで怒りが収まらない様子だったという。

 安慶田副知事は面会後、報道陣に「謝罪は全くなかった。本当に植民地意識丸出しだなと感じた」と述べた。

 沖縄には2012年10月から米軍普天間飛行場宜野湾市)に順次24機のオスプレイが配備されたが、県や宜野湾市などは一貫して配備撤回を求めている。(吉田拓史)

朝日新聞デジタルより)


昨夜のニュースに映し出された、ニコルソンとやらの傲慢不遜ぶりには本当にむかっ腹が立ったな。

千葉科学大学危機管理学部危機管理システム学科の学生は、オスプレイの危機管理について東祥三教授に問い質すべきであろう。

[追記]
昨年、東祥三は「今では安倍晋三を稀有な、成果を挙げている政治家と評価しています」と言っていたようだ。2012年の衆院選と2013年の参院選でこいつが落選して政界引退に追い込まれたことは本当に良かった。ここでは小沢一郎のいかさま性を再確認しておくとともに、2012年当時、日本未来の党を応援した東京新聞や「リベラル」たちの責任を、改めて問いたい。