kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

森友学園事件(アッキード事件)・財務省ルートのラスボスは安倍昭恵

昨日(23日)の籠池泰典の証人喚問は私の仕事時間中に行われた。生中継も録画も見ておらず、テレビや新聞のニュースで知るのみだ。

今朝(24日)の朝日新聞(東京本社発行最終版)の1面トップの見出しは「昭恵夫人付職員が関与」、社説の見出しは「昭恵氏の招致が必要だ」だ。「できるなら……と願っている」などという腰の引けた書き方ではない。しかし朝日の社説にも私は不満で、なぜかといえば同社説が求めているのは安倍昭恵の「国会への招致」に過ぎず、「証人喚問」の4文字は使っていないからだ。森友学園(アッキード)事件の真相解明をしようとするなら、安倍昭恵の国会招致は、迫田英典について民進党が腹立たしくも妥協してしまった「参考人招致」ではなく、「証人喚問」でなければならない。あの蓮舫ですら安倍昭恵の証人喚問を要求し、それどころか後藤謙次田原総一朗らでさえ昭恵の証人喚問が必要だと示唆しているのに、朝日の社説が証人喚問までは要求せず「国会に招致する必要がある」との表現に留めていることはいただけない。

さて、私自身もほんの数日前まではこの事件の「財務省ルート」においては安倍昭恵は単なるお飾りで、ラスボスは安倍晋三だろうとばかり思い込んでいたが、野党議員の籠池邸訪問中に安倍昭恵が籠池諄子にメールを送った件や、「もったいない学会」の8000万円の件などを知って、「アッキード事件」との仇名が事件の本質を突いていたことにようやく気づかされた。昨日の籠池泰典の証人喚問を通じても、ラスボスは安倍昭恵であって安倍晋三メッセンジャーに過ぎなかった疑いがますます強まった。籠池諄子と安倍昭恵との頻繁なメールのやり取りには驚かされるばかりだ。そう、森友学園側に関してもラスボスは籠池泰典(本名・籠池康博)ではなく籠池諄子(本名・籠池真美)であることが明らかになりつつある。つまり、アッキード事件安倍夫妻・財務省ルートの巨悪の流れは「籠池諄子→安倍昭恵安倍晋三→迫田英典」なのだ。もちろん「迫田英典を吊す」必要もあろうが、最大の標的は安倍昭恵でなければならない。これが私の意見である。もちろんもう一つの「大阪維新ルート」(こちらは本当にひどい利権まみれのようだ)においては松井一郎が最大のターゲットだ。

しかし安倍昭恵ってその風貌もやらかしたことも朴槿恵とよく似てるよなあ、崔順実(チェ・スンシル)にあたるのが籠池諄子なんだなあとつくづく思う。偶然にも、2人の名前=籠池諄子の方は通名だが=はともに日本語読み「じゅん」と読む字がついている。安倍晋三・昭恵夫妻は夫が北朝鮮を思わせ、妻が韓国を思わせるハイブリッドだ。ただ日本国民が北と南のどちらに近いかといえば文句なく北だろう。韓国では崔順実が逮捕され、朴槿恵も大統領を罷免された上に逮捕目前だと言われているが、日本では「リベラル」の老舗ブログが「できるなら安倍昭恵さんには、一般常識を超越して、国会か会見で自らこの件を説明する機会を設けて欲しいと願っている」と書き、ネトウヨ自民党は、たとえば下村博文の言葉を朝日新聞1面左下にある文章から引用すると、「官邸がうそをつくはずがない」と平然と言い放ち、内閣支持率が(籠池泰典の証人喚問などでどのくらい下がったかはわからないが)5割前後に達している。日本国民の考え方や感性が、北朝鮮と韓国の間に位置することは間違いあるまいが、より近いのはどう考えても韓国より北朝鮮の方だろう。

なお、安倍夫妻のあり方について、昨日の籠池泰典参院での証人喚問と衆院での証人喚問の合間に公開された『広島瀬戸内新聞ニュース』の記事を挙げておく。なるほどと思わされる。

安倍ジャパン、チャウシェスクや毛沢東の末期に近い状態では? : 広島瀬戸内新聞ニュース(社主:さとうしゅういち)(2017年3月23日)より

(前略)
 チャウシェスク政権の末期には妻のエレナ・チャウシェスク第一副首相とその取り巻き官僚が国政を仕切っていたという。チャウシェスク自身は後に革命で自分の首を取り、大統領になるイリエスクらと遊んでばかりだったという。
 毛沢東の末期は、ほとんど、江青を筆頭とする「四人組」が仕切っていました。
 今の「安倍ジャパン」も、安倍昭恵皇后と高級官僚が仕切っている安倍晋三皇帝本人は外国へ遊びに行ったり、ゴルフばかりしたりしているだけになっているのではないか?
 外国へ行ってお金を持っていけば歓待される。そういうことでしょう。
 
 チャウシェスクの場合は「東側だけど、ソ連と距離を置いて西側と友好関係を結ぶ」ことで、日米などに歓待されるので、調子をぶっこいていた。
 安倍晋三皇帝の場合は、お金をあげると歓待されるので調子ぶっこいていた。それだけの話ではないのか?
 安保法審議をすっぽかして、大阪に来ていたとすれば、正直、安保法でさえも晋三皇帝にとって、最後の方はめんどくさかったのかもしれない。強行採決さえ、早くゴルフに行きたいからだったのかもしれない。
 ひょっとしたら、いまや、2020年の五輪にマリオ姿で登場することが玄宗皇帝、じゃねえ晋三皇帝の楽しみなのかもしれない。
 共謀罪の提案理由でえらい、五輪に粘着しているのでどうも怪しいです。
 「漢皇色を重んじ」(長恨歌)ではなく、「倭王高尔夫球を重んじ」という歌が出来るかもしれない(^_^)
 そして、元遊び仲間のイリエスクに首を取られたチャウシェスクみたいに、ゴルフ仲間の誰かに首を取られるのかもしれない。
 
 安倍ジャパン=「安倍晋三「皇帝」・昭恵(皇后)両陛下とその取り巻きが、法治主義立憲主義を無視し、違憲立法や、税金や公有財産浪費などやりたいほうだいする状態。」命名に当たっては、「サウード家のアラビア」という意味の「サウジアラビア」を参考にした。


チャウシェスク政権末期で忘れられないのは、当時の朝日新聞記事に、東欧各国の政権が次々と倒れていく中で、ルーマニアだけはチャウシェスクの個人崇拝が強まっていると報じられたことだ。それは確か1989年11月のことだった。しかしその翌月のクリスマスの日、ニコラエ・チャウシェスクとエレナ・チャウシェスクは銃殺されてしまった。そのすさまじい落差には本当に驚かされた。

日本でも安倍晋三への個人崇拝が強まる現象は、つい2か月前まで見られた。内閣支持率の謎の上昇が1年半にもわたって続いていた。

もちろん独裁者夫妻の処刑などは御免蒙るしあり得もしないだろうが、安倍夫妻の政治生命は一日も早く終わらせる必要があると強く思う今日この頃なのである。