kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

小池百合子、「都ファ」の代表にきょう就任。「小池の野望」を阻止せよ!!!

小池百合子が今日(6/1)、「都民ファ□ストの会」の代表に就任するらしい。

これまで代表を務めていた野田数は、何度も何度も書いてきた通り「大日本帝国憲法の復活」を信条とする「極右中の極右」だが、先月、アントニオ猪木に「公金横領」を告発されるなど、勇ましさよりもドス黒さが先に立つ人間だ。


これまた何度も書くが、都議選での「都民ファ」躍進は、衣の下から「次期総理大臣狙い」の鎧がミエミエの小池百合子が「野党の右翼的再編」へと動き出す直接の誘因となる。だから心ある東京都民は絶対にこんな「地域政党」なんかの候補に投票してはならない。

そんな小池百合子に関して、昨日『きまぐれな日々』にいただいた鍵コメ情報を以下転載する。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170530-00521893-shincho-pol&p=2週刊新潮

小池都政は“北朝鮮のような状態” 緊急対談で明らかになる「都民ファースト」の嘘

北朝鮮のような状態

――片山氏の指摘する“エンターテインメントのよう”な世論の盛り上げには、メディアもその一端を担ってきた。そこには“新たな政治勢力としての期待”がある、と郷原氏は見る。

郷原:安倍政権に権力が一極集中している状況下ですから、それに対抗する政治勢力を欲する人々は少なくない。ところが、野党第一党民進党はあの体たらくです(中略)マスコミも同じように考えているから、豊洲移転問題にしても、正面切って小池知事を批判しようとはしない。

片山:確かに、小池知事はメディアを使った自分の見せ方がとてもうまい。ただ、当のメディアも冷静さを欠いていると感じます。小池知事が「都議選に全力を尽くす」と発言した時に、「それは知事がやるべき仕事じゃないでしょう?」という視点が抜けている。都政を4年間託されているのだから、知事としての仕事に専念するのが当然です。それなのに各紙の政治部主導による政局を軸にしたような報道が大勢を占めている。都政そのものに対する適正な評価がなされていないのです。もし都民ファーストの会を国政に進出させようとしたり、ご自身が国政に舞い戻ったりすることを狙っているのであれば、都知事なんかさっさとやめるべきです(中略)自治体の首長が国政政党を率いると、国政の立場と自治体の立場との間でミッションが混乱します。利益相反を起こすことだってある。知事が二足のわらじを履くのは絶対にやめた方がいい。

郷原:しかも、都議選での勝利を待つまでもなく、小池知事は都政で絶大な権力を手中にしています。豊洲移転の延期にしても、都の職員すら何も口出しできない。現在の圧倒的な支持率からすれば、議会も口を閉ざす他ありません。誤解を恐れずに言うならば、北朝鮮のような状態だと思います。物事を小池知事と彼女の顧問団だけで決めることができる。ちょっと恐ろしい話ですよ。

片山:私も不健全だと思いますね。外部の人で構成するプロジェクトチームの力を借りる発想は否定しませんが、小池さんが知事に就いてからもう9ヵ月が経過している。いつまでも外部に頼らなきゃいけないというのは、いまだに都庁内部を掌握できていないということだと思います。外部から連れてきたブレーンばかりが幅を利かして、内部に不協和音が生じているようにも見えます〉


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170530-00000566-san-pol(産経)

自民・下村氏、小池知事に離党促す「自民党員やめなければ代表の資格なし」

「党員は辞めたければ辞めればいいだけの話だ。政治家の矜持(きょうじ)の問題だ」と語り、小池氏の対応を批判した。

 また、都議会自民党が予算案などに賛成してきたことを挙げ、「都知事が自分の政党で過半数を得るということは、地方政治の二元代表制を否定するようなものだ」と強調。「独裁政治を東京都に作るのか。代表になるのであれば徹底的に批判せざるを得ない」と対決姿勢を鮮明にした。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170530-00000121-mai-pol(毎日)

<都議選>小池氏都民フ代表就任へ 自民困惑、党籍そのまま

小池氏は都民ファーストが総決起大会を開く6月1日に代表に就任する。30日、「改革のスピードを上げるという観点から代表を務める」と記者団に説明したが、報道各社の世論調査で、都民ファースト自民党に後れをとっていることへの危機感もあるようだ。

 小池氏は昨年7月の都知事選前に、自民党に進退伺を出している。党籍に関する質問に対しては「(自民党に)判断いただければ」とかわした。

 げたを預けられた形の自民党は対応に苦慮している。同党の内規では他党との党籍のかけ持ちは禁止だが、都民ファーストは政党ではなく政治団体のため抵触しない。支持率の高い小池氏を離党させると都議選で不利になりかねないとみて、同党は選挙後まで進退伺の扱いを保留する構えだ。同党幹部は「反応したら小池氏の思うつぼだ」と語った。


毎日の略称は「都民フ」か。腰が引けてるな。3文字なら「都ファ」にすべきだろう。「ファはファのファ」ってやつだ。

いうまでもなく、小池百合子は「自民党籍」を持っていることにメリットを感じているからこそ離党届を出さないのだし、自民党にとっても小池は利用価値があるから除名しない。

その自民党というか安倍晋三にとっての小池百合子の最大の利用価値が、民進党を崩壊に導くことだ。つまり、小池に「野党の右翼的再編」を起こさせ、安倍の究極の政治的目標である「改憲」への実現可能性を大きく膨らませる。その狙いがある。

だから、来月の都議選は、地方選ではあるけれども実質的には自民党と「都ファ」という2つの極右政党の議席の和が増えるのを(増えること自体はもう不可避だ)どれだけ抑えられるかが最大の焦点だ。

これまで、国政選挙では「野党共闘」を応援するかたわら小池百合子を応援し、「小池都知事公明党民進党の連携にちょっとワクワクする」と言っていたような人間とか、そのさらに前には「鼻をつまんで鳥越俊太郎に投票したけれども、小池百合子が勝って良かった」などとほざいていた人間は、都議選で「野党共闘」の旗を掲げることができるのだろうか。

もっとも、民進党が「なんとかカイカク議員団」と名乗ったり、ポスターに「区民ファースト」などと刷り込んでいるようでは「野党共闘」も共産と生活者ネットと社民と自由しかなく、社民と自由が都議会に議席を持っていない。都議会の党派構成は下記リンクで確認できるが、「東京改革議員団」(民進)が18人、日本共産党東京都議会議員団が17人、都議会生活者ネットワークが3人。一方「都ファ」は5人だ。「都ファ」の議席増をどれくらいで押しとどめられるか。東京都民の「民度」が問われている。