kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

小池百合子と「小池ファ★スト」の納得できる寸評2件

今日はお休みにしようかとも思ったが、表題の件について興味深い記事を2件引用しておく。

「バカ女」を超えて - Living, Loving, Thinking, Again(2017年8月24日)より

(前略)感想だけれど、日本ではこれまで右の自民党にしても、左の社会党(現在でいえば民進党)にしても、党員の統制がルーズな政党が主流を占めてきた。勿論、小選挙区政党助成金という制度によって、政党の中央集権化は進んでいる。それにしても、これはさらにその先を進んでいるよね。下っ端の議員の言動は、リーダー(野田数)のコピーでなければならないというわけだ。さらにその先にあるのは、マイクを向けられると党の建前を自らの本音であるかのように得々と語るクローンのような民衆の姿ということになるのだろうか。勿論、野田は代議制民主の基本的ロジックについて無知である、或いは知っていながら無視しているという批判は可能だろう。新人でも党幹部のような大物であれ、選挙民の代表として当選した時点で、同等の特権と(選挙民に対する)責任を有する。しかし、スターリン主義ファシズム政党の場合、(党外である)選挙民への責任などより、党内の上下関係(ヒエラルヒー)が重要だということになる。今は東京ローカルの存在だけど、ナショナルな存在としてこれから構築されつつあるのは、そのような全体主義的政党なのかも知れない。それも、フォーマルな組織よりも個人(頭目)の圧力が強いだろうということで、旧蘇聯共産党のようなオーソドックスなスターリン主義政党よりも朝鮮労働党とかに近い感じの。


「しゃべらない議員」って何ですか? : 広島瀬戸内新聞ニュース(社主:さとうしゅういち)(2017年8月25日)

小池ファーストが議員にマスコミ取材に応じさせないという、そしてそれをまた議員がばらしてしまった。
こりゃあ、ひどい。


悪いが、これなら自民、公明、共産、民進、社民、自由、維新、日本の心、全ての既成政党が、小池ファーストより、このことだけでも無条件にマシだと思う。(日本の心と小池知事がイデオロギー面でほぼ同じとすれば、自由な発言がある分、日本の心ですら小池ファーストよりマシ、と判断できます)。


「しゃべらない議員」って何ですか?
議員って「議論する人」のことじゃないですか?
こんなことで、年収2600万円?ただの税金泥棒でしょう?


「しゃべらない議員」で構成されている政党を一部左翼も持ち上げているし、蓮舫さん、そして今は前原さんなどもすり寄っているが反省して欲しい。


旧ソ連共産党のようなスターリン主義政党よりも朝鮮労働党に近い」、あるいは「『日本のこころ』の方が自由な発言があるだけまだマシ」。いずれもなるほどと思わされる*1

「小池ファ★スト」は戦後日本政治史上最低最悪の政党といえるだろう(地方政党としては既に存在し、今後間違いなく国政政党も発足する)。

そんなのにすり寄る前原誠司っていったい……

あるいは、そんなのに「ワクワク」してしまった過去に未だに頬被りする「リベラル」っていったい……

*1:付け加えると、「小沢信者」集団にも似ているようにも思える。