いつも思うんだけど、玉木雄一郎って基本的にあさはかな人なんだよね。身も蓋もない言い方をすると、政治家に向いていない。
国民民主、憲法審査会「与党側」で運営に参加 9日に幹事懇出席へ https://t.co/4v9SVPc5K0
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2021年12月8日
4年前に「希望の党は政党支持率3%などと言われているが、『右へ右へ』とウイングを広げる」と言ってほどなく政党支持率を1%に落としてしまった頃と全然変わらない。
衆院選の結果を受けて、今や右派新聞に堕落した朝日や毎日を含めたメディアが選挙で「躍進」した維新などと同調して「野党は批判ばかり」と叫ぶキャンペーンを展開中なので、今度こそ玉木自身の地でもある右派色を強めようと躍起になっているのだろうが、民民は衆院選で議席は増えたものの得票率を落としている。その状態から「右バネ」を強めても党勢拡大には全くつながらないことは火を見るよりも明らかだ。
民民には下手に選挙に強い議員が多かったり(というより、そういう議員しか党に残らなかった)、労組票があるので、零細政党としてはいつまでも生き延びるし、いざ選挙となったら自民や維新にしか投票しない連中にチヤホヤされるので、玉木はその度に勘違いするのかもしれないが、大根役者の演技を延々と見せつけられる側からしたら鬱陶しくて仕方がない。
まあつまんない奴の悪口を延々と言ってても仕方ないか。
そうそう、「野党は批判ばかり」というのは、全体主義を志向する同調圧力に他ならない。今の日本がヒトラーのドイツやスターリンのソ連にどんどん近づいていることを示す言葉だ。玉木は論外としても、立民代表の泉健太あたりも、この言葉に萎縮してなのか、それとも自らの地なのかは知らないけれども(おそらくはその両方だろう)、その流れに同調しようとしているようにしか見えない。民民は弱小政党だから影響もごく限定的だが、野党第一党が危険な方向性を示していることも指摘しておかなければなるまい。