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地方創生担当相・片山さつきに100万円国税口利き疑惑

在庫一掃処分だかセールだかで初入閣したらしい片山さつきに、重大疑惑が報じられた。報じたのは週刊文春

片山さつき地方創生担当大臣に100万円国税口利き疑惑 | 文春オンライン

片山さつき地方創生担当大臣に100万円国税口利き疑惑

週刊文春」編集部
2018/10/17

source : 週刊文春 2018年10月25日号


 10月に発足した安倍改造内閣で、唯一の女性閣僚となった片山さつき地方創生担当大臣(59)に古巣の財務省に対する口利き疑惑が浮上した。

「2015年当時、私の会社に税務調査が入り、青色申告の承認が取り消されそうになっていました。何とかならないかと片山先生に相談したのは紛れもない事実です。そして片山事務所の秘書を通じ、私設秘書だった南村博二という男を紹介されました」

週刊文春」取材班の再三の取材申し込みに、製造業を営むX氏が初めて重い口を開いた。

「南村氏に『とにかく青色申告取り消しだけは困るんです』と話すと、『大丈夫ですから、安心してください』などと言われ、税務調査の対応をお任せすることにしたのです。そして15年7月、指定された口座に100万円を振り込みました。これで片山先生が働きかけてくれると信じていました」

週刊文春」取材班は、X氏宛ての「書類送付状」を独自に入手。この書類では“口利き”の対価として、100万円の支払いを求めている。日付は、〈15/07/01〉。差出人欄には〈議員名 参議院議員 片山さつき〉〈秘書名 秘書・税理士 南村博二〉とあり、議員会館の住所が記載されている。

 そして、書類の末尾には、こうあるのだ。

〈着手金100万円を、至急下記にお願い申し上げます。ご確認後、国税に手配させて頂きます〉

 片山事務所は次のように回答した。

「事務所にご質問の会社が税務調査を受けているようだとの連絡があり、当時の秘書が片山に相談し、知り合いの税理士である南村を紹介しました。南村税理士に聞いたところ、税理士報酬をもらった旨を知りました。事務所の認識では、南村氏は15年5月に私設秘書を退職しています」

 元特別国税調査官は疑問を呈する。

「今回のケースをみると、税務署に承認取り消しといわれた段階で、簡単に『任せてください』と100万円を受け取るのは詐欺的です。税理士の仕事とは到底いえません」

 X氏が語る。

「私は税理士の南村氏に仕事を依頼したのではなく、片山事務所から彼を紹介されただけで、片山先生にお願いしたと認識しております。わざわざ100万円を払って南村氏に頼む理由がありません」

 元東京地検検事で弁護士の落合洋司氏が指摘する。

「疑惑の構図は、甘利明経済再生担当相(当時)のURをめぐる口利き疑惑に近く、あっせん利得処罰法違反の疑いがあります」

 10月18日(木)発売の「週刊文春」では、X氏の証言、上記の証拠文書を公開し、片山大臣の口利き疑惑について6ページにわたり報じている。

(文春オンラインより)


下記朝日新聞デジタルの記事によると、片山は疑惑を全否定しているが、証言者の会社経営者は口利きを依頼した事実を認めている。

片山さつき氏、現金授受否定 企業は「口利き依頼した」:朝日新聞デジタル

片山さつき氏、現金授受否定 企業は「口利き依頼した」
2018年10月18日18時51分


 片山さつき・地方創生相をめぐり、18日発売の週刊文春が、国税庁への口利き疑惑を報じた。片山氏は同日、「口利きしたことはない」と否定。口利きの謝礼として100万円の授受があったとの記事中の指摘についても「まったくない」と話した。

 週刊文春の記事では、税務調査を受けた企業の経営者が2015年6〜7月、片山氏側に国税庁への働きかけを依頼し、見返りとして片山氏の私設秘書の税理士に100万円を支払った、としている。片山氏が企業経営者との面会時、企業を管轄する国税局の局長に電話をかけた、とも報じた。

 片山氏は記事の内容について「特定の企業への税務調査について口利きしたことはないし、100万円を受け取ったこともない。事実誤認かつ不正確」と反論。「政治家としての社会的評価がおとしめられた」として、週刊文春側を名誉毀損(きそん)で訴える準備を進めていると話した。

 記事では、私設秘書と書かれていた税理士の経歴について、片山氏の事務所は「15年5月に私設秘書を退職しています」と答えている。片山氏は、その部分は事実と認めた。

 一方、企業経営者は朝日新聞の取材に「税制上の優遇がある青色申告の承認の取り消しを免れるため、片山氏の事務所に口利きを依頼し、私設秘書にもその説明をしたうえで100万円を支払ったことに間違いはない」と話した。

 税理士は朝日新聞の取材に「100万円は受け取ったが、国税局への口利きが目的だとは知らなかった」と説明。片山氏に現金を渡したかどうかについては、「通帳を見て確認する」と語った。

朝日新聞デジタルより)

2012年以来「生活保護バッシング」と「極右」をウリにしておきながら自分自身が不正な金を受け取った疑いが濃厚な極悪政治家・片山さつきは最低でも閣僚を辞任すべきだろう。本当は議員辞職相当だと思うが。

そういや片山と同じ極右というか「極右道」ではずっと先輩で、かつて静岡7区で片山と議席を争った城内実はまだ大臣になったことがないよな。奴ももう当選5回(2003年初当選、2005年に片山に負けて落選)だ。「たちあがれ日本」創設の際に平沼赳夫を裏切った人間性をとがめられて干されているのかどうかは知らないが、奴なんかも内心でほくそ笑んでるんじゃないかと、久々に思い出した。調べてみたら先の自民党総裁選で奴は安倍陣営で動いていたらしい。