昨年の参院選で、自民党の現職(当時)・溝手顕正の当選は不動といわれた前評判を覆して、安倍晋三が強く推す河井案里が当選したのは、すさまじい金権選挙の賜物だった。
サンステ。1億5000万円が投入された河合案里の参院選での物量作戦。溝手陣営だった中本隆志氏によれば、河合側はチラシを県内各戸に全戸ポスティング。例えば200万軒に配ったら、印刷費用は10円(1枚?)としても2000万円。そうした全戸ポスティングを3~4回実行。更に、自動音声による電話作戦も。続く pic.twitter.com/dmdrISvGTz
— YAF (@yagainstfascism) 2020年1月26日
「総理案件」として擁立された河合案里の優遇は、溝手氏が安倍晋三さんを批判したかららしいですけど、批判と言っても参院選の敗北は「総理本人に責任が」とか、総裁選前に「過去の人」と言った程度で、しかも数年前の話なのに、ずーっと根に持って嫌がらせする安倍さんなんなの…。画像はサンステから pic.twitter.com/iWrle4tEHu
— YAF (@yagainstfascism) 2020年1月26日
数年前どころではない。溝手顕正が「参院選の敗北は『総理本人に責任が』」と言ったのは2007年の参院選後のことであり、安倍晋三はそれから12年経ってからもまだ根に持っていたわけだ。なんて恐ろしい執念深さというか幼児性。
それにしても、上記の試算が正しければ、全戸ポスティングを3,4回やったら6千万円から8千万円かかり、全県電話作戦で3千6百万。この2つだけで1億2千万円から1億4千万円近くかかることになる。
その結果かどうか、河井夫妻は秘書給与の支払いも不当に減額したという。共同通信の報道より。
以下引用する。
秘書給与、不当に減額か
河井議員夫妻側、未払いも
何とも呆れるばかりの悪逆非道な夫妻であり、早く夫婦揃っての議員辞職をしてもらいたいものだが、すり寄ってくる者はこんな極悪夫妻であっても破格な厚遇をするのが政治を私物化し続けている安倍晋三の実態であり、そんな安倍を日本国民の4割前後が「支持」しているわけだ。
今日でこの日記のはてなブログ版の公開開始からまる1年になるが(開設は公開開始前日の昨年1月26日)、いつになったら「安倍晋三、ついに退陣」というタイトルの記事を書けるのだろうか。そういえばその時には「きまぐれな日々」の最後の記事も書いて公開しなければならないのだが、いい加減に待ちくたびれた。