kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

安倍政権と反社会勢力の癒着を直視できない「ニッポンジン」のあり方こそ「新自由主義」そのもの

 

kojitaken.hatenablog.com

 

 上記記事のコメント欄より。

 

id:suterakuso

 

そんな恥ずかしいニッポンジンと見越してのなめくさった態度が続きますね。

 

「反社の皆様が出席されたか、回答控える」 官房副長官
https://www.asahi.com/articles/ASMCW3V5QMCWUTFK004.html?iref=com_rnavi_srank

 

菅氏、反社会勢力「定義定まっていない」 責任明言せず
https://www.asahi.com/articles/ASMCW647YMCWUTFK018.html?iref=pc_extlink

 

以下、後者の記事より引用。

――長官の「(反社会的勢力が)結果として入っていたんだろう」との発言を受け、野党側は「進退に関わる」と問題視している。責任をどう捉えているか。
 「個々の招待者が招待されたかどうかも含め、個人情報なので従来回答は控えている。『反社会的勢力』は様々な場面で使われ、定義は一義的に定まっているわけではない。26日の記者会見では、もし一緒に撮った写真があるなら、私自身は把握していないが、その方は結果として会場にいたのだろうと(いう趣旨で)申し上げた。反社会的勢力の出席を私自身は申し上げてはいない」
 ――本当に出席していたかは確認しているのか。
 「撮影の人物は面識がないし、個々の招待者の参加について承知していない」
 ――写真の人物がどういう人物か確認しているのか。
 「まったくしていない」
 ――(オーナー商法を展開し、特定商取引法違反容疑で今年、家宅捜索を受けた)「ジャパンライフ」元会長の招待も疑われている。首相の推薦枠との指摘もある。
 「現時点でこれらの情報は保有しておらず、お答えできない」
 ――「結果として入っていた」という言い方だが、招待していない人物が入った可能性はあるのか。
 「個々の招待者については、招待されたかどうかも含めて個人情報なので従来回答を控えている。26日の会見で私は『把握していない』と申し上げた上で、『みなさんからのご指摘があればそうだろう』と申し上げたということ。ただ、事実関係は承知していない」
 ――反社会的勢力をめぐっては、過去に(会合に同席するなどした)タレントが謹慎するなどしており、「知らなかった」では通用しない。首相や長官も謹慎すべきだといった厳しい意見もあるが、責任を取る考えはあるか。
 「責任というか、申し上げてい…

 

 私は、安倍晋三小泉政権内閣官房長官を務めていた頃からずっと「安倍晋三こそ反社会勢力」だと堅く信じています。だって、安倍事務所って暴力団と癒着しておきながら報酬を値切ったために火焔瓶を投げ込まれたでしょう。暴力団などの反社会勢力との癒着は岸信介以来であって、安倍晋三はそれを引き継いだだけなんでしょうけど、世襲というかそういうしがらみも「罪」であり「悪」なんだと思います。「銀の匙をくわえて生まれてきた人間」の「原罪」といったところでしょうかね。

 

id:suterakuso

 

最近私が一番共感したツイートは、次の赤木智弘氏のツイートです。

 

 

これがニッポンジンの恥ずかしい政治的態度の大きな原因だと思います。

やはり、この政権は、「ザ・日本人の甘え!政権」です。

 

 安倍政権を支持する4割だか5割だかの「ニッポンジン」たちが「変化を嫌う」のは、中産階級だの「中の下」あるいは「下の上」、それに下手すればというより間違いなく「下の中」の階級に属する人に至るまで、自分が現在属している階級よりもさらに下の階級に転落する未来しか思い浮かばないから、古い時代の指導者の末裔たる安倍晋三にしがみつくんだろうと想像します。彼らは、安倍晋三にしがみつくことによって自分が現在属している階級にしがみつこうとしているのです。

 それはもちろん「甘え」といえば「甘え」なんでしょうけど、安倍晋三とは没落していく国家にありがちな権力者であり、かつそれを支持する人たちは、没落国家にありがちな国民なんでしょう。

 だから彼らは安倍晋三やその政権と反社会勢力との結びつきさえ直視できない。

 そうそう、格差、というより階級を固定しようとする心理や行動は、デヴィッド・ハーヴェイ流の定義による新自由主義そのものですよね。

 この間、どの政党にも帰依しようとしない私のようなあり方は、佐高信と同じで「新自由主義」だ、とのコメントを寄越してきた人がいましたが、その人と私とでは「新自由主義」の定義が違うようです。コメント主は「にっしー」と名乗る人ですが。

 当該のコメントをもらったときには、コメント欄で少し嫌味を書くに留めておいたので、ここでエントリ本文に明記しておきます。