kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

国会開会で大きく下落したが「桜」や「新型コロナ」ではさほど落ちていない安倍内閣支持率

 現在見られる現象は表題の通りだと思うが、それをExcelの一覧表で示しているのが朝日新聞の前田直人記者のツイートだ。

 

 

 同じ前田記者のツイートに、FNN・産経の世論調査安倍内閣支持率が先月より大きく下落したとの記事が出ているが、先月の世論調査通常国会開会前だった。

 

 

 現在見られるのは、首相・安倍晋三がニュースになると内閣支持率が下がるが、ニュースにならなくなると上がるという摩訶不思議な現象だ。それだけ、際限なく炊かれ続ける五右衛門風呂に「いい湯だな」と言いながら浸かっている人たちが多いのだろう。

 安倍内閣支持層の岩盤の強さは相変わらずで、岩盤が崩れかかっている気配はまだ見えない。2017年みたいに、安倍以上のネオリベ小池百合子)による支持率下落も(もしかしたら山本元号党あたりがそれを狙っているのかもしれないが)、起きないだろうと私は考えている。

 それよりありそうなのは、外国からの批判による日本の孤立化だ。既に、新型コロナウイルス感染者が特に多い中国、日本、韓国の3か国にたいする批判が強まり、「黄禍論」まで起き始めているらしい。この状況が、安倍内閣が倒れるきっかけになるかもしれない。

 だが、それでも安倍政権が倒れなければ、この政権の性質から推して、日本がさらなる孤立化に陥る可能性もある。その場合、日本が1945年に受けたような大きな打撃を再び受けることになるかもしれない。それは戦争という形にはならないだろうが。

 今後しばらくが、これからの日本を左右する重大な時期になるだろう。日本人が自力で安倍内閣を倒す日が来ることを強く願うばかりだ。