平河エリ氏の下記ツイートが「バズって」いるらしい。
安倍さんの危機対応はこの7年間すごくシンプルなんですよね。
— 平河エリ@読む国会 (@yomu_kokkai) 2020年2月23日
災害が起こったら国民の前に出ない。災害と関連して覚えられないようにする。そうすると責任論にならない。色気を出してリーダーシップを発揮しようとしなければ、いつかみんな忘れる。
それで支持率が戻ることが実証されてるからなー。
最初見た時、なるほど、言い得て妙だなあと私も感心した。
同氏のツイートをいくつか示す。最初の3つは上記ツイートのスレッドに含まれる。
国会に出ない。会見も開かない。粛々と対応する。災害が倒閣につながることをよくわかっているのだと思う。
— 平河エリ@読む国会 (@yomu_kokkai) 2020年2月23日
果たして、今回も同じように乗り切れるかどうか。
私は、国全体で取り組むことには、責任を持ってしっかり国民に語りかけることがこの国のトップの責務だと思います。
— 平河エリ@読む国会 (@yomu_kokkai) 2020年2月23日
「災害というのは別に俺が悪いから起こるわけじゃない、なんで俺が責任を取る必要があるんだ」という気持ちもわかりますが笑
リーダーとしての責任放棄ではないでしょうか。
コメントに「動かない内野はエラーが少ない」とあって草生える。的確
— 平河エリ@読む国会 (@yomu_kokkai) 2020年2月23日
そういえば、先月亡くなった元中日ドラゴンズの高木守道は、二塁手の最多失策記録を持ってるんだってね。
一方で、守備機会が多くなれば失策の可能性も増える。安打性の当たりでも、はじいたり送球がそれたりすれば失策がつくこともある。高木さんの284失策も二塁手では最多。二塁手で失策が200を超えるのは高木さんら3人だけ。レギュラーを長年張り、美技や堅実な守備があるからこそ刻める数字でもある。
出典:https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/202001/CK2020012302000113.html
安倍晋三の場合は高木守道とは真逆(まぎゃく)で、守備機会ゼロだから失策もゼロ。但し、守備率(守備にかかわった回数のうち失策をしなかった割合)は算出できない。分母がゼロだから(笑)
なお、最近毎年のように「横浜優勝」で燃える横浜DeNAベイスターズファンの間で、この話が倉本遊撃手の話題に飛び火したらしい。なんでも、守備範囲が狭いから守備率が高い選手なのだそうだ。
平河氏のツイートの引用に戻る。
結局のところ、政治家の真価は、自分の政治生命か、国民の生命が脅かされるときに出るんだな、と思いました。
— 平河エリ@読む国会 (@yomu_kokkai) 2020年2月23日
最終的に安倍さんはリーダーにはなれなかった。
まあこれは何も特別な場合でなくとも、平時の安倍晋三を見ていればわかることだろう。
誰にもわかる嘘を平気でつく。部下の官僚にその尻拭いをさせ、嘘の答弁をさせたり、法律を破らせたりする。
戦前や戦中の東条英機だの近衛文麿だの平沼騏一郎だのとの比較はようせんけど、少なくとも私が物心ついて以来見てきた総理大臣の中では、飛び抜けて劣悪な人間だ。こいつに対する軽蔑の念を最初に抱いたのは、こいつが小泉内閣の官房副長官をやっていた2002年のことだが、その後の18年間で軽蔑の念は強まるばかり、今や心の底から呪ってやまない人間になっている。そんな人間が7年以上も総理大臣の座に居座り続けているのだから、これ以上我慢ならないことはない。