kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

読売と日経の世論調査で菅内閣支持率がやや持ち直した(怒)

 菅政権の支持率が日経の世論調査で微増、読売の世論調査ではかなり上がったらしい。平河エリ氏のツイートより。

 

 

 

 

 

 読売の調査(むかつくからリンクは張らない)では支持率が9ポイント増の49%、不支持率が2ポイント減の42%だった。しかし日経(こちらも腹が立つからリンクは張らない)では支持率は2ポイント増の40%、不支持率は7ポイント減の37%だった。

 平河氏の最後のツイートで緊急事態宣言の延長が言及されているが、私も内閣支持率にもっとも強い影響を与えるのは新型コロナの感染状況だと考えている。

 菅政権は新型コロナ対策以外の政策も、私にとっては全く評価できない代物だが(何しろ安倍政権よりももっと新自由主義色が強いので、極右趣味を出さない点では安倍よりマシかもしれないが、菅政権全体としては安倍政権よりもっとひどいと考えている)、支持率維持に一番効いているのは、第2〜4次安倍政権が7年9か月も続いた惰性力が今なお強いことだろう。菅政権が余程酷いことをしない限り、とりあえず政権を支持しておいた方が無難だという気分が日本国民の多くを支配していると思われる。

 だから菅義偉は、昨年11月から12月にかけて、自らの強い新自由主義的信念に従って新型コロナ対策に不熱心かつ「GoToキャンペーン」なる、新型コロナウイルスに味方するかのようなふざけた政策に固執するような真似さえしなければ、現在のように支持率が(安倍政権時代と比較して)低迷し、地方選挙でも自民党の党勢が後退を続ける事態を招かずにに済んだはずだ。しかし菅義偉は本質的に無能だからそれができなかった。それだけのことだろう。菅が総理大臣の座にとどまる限り、新型コロナ対策は後手後手が続くことは間違いないから、早く菅を交代させた方が良いに決まっているのだが。

 なお、惰性力で持っているといえば名古屋市長の河村たかしも同じなので、もし河村が本当に名古屋市長選に5選を目指して出馬するのなら、それに対抗する側は本気で団結しなければならない。

 岩手県陸前高田市は「反小沢」で、また大阪府堺市では「反維新」でそれぞれ自共共闘が成立し、小沢系及び維新の候補を破ったことがある。今回は、私が見る限り野党第一党立憲民主党の支持者の間では、河村たかしを批判する人たちの方が河村を擁護する人たちとは比較にならないほど多いと思われる。愛知(名古屋)の旧民主系は旧民社系の勢力が相当に強いのと、12年に及び河村が名古屋市長を務めていることから、自共共闘だけでは河村に勝てるかどうかは怪しい。そこで立民が、抵抗するかもしれない立民党内の小沢一派を抑えて反河村側に立てるかどうかが鍵を握っているのではないか。だから名古屋市長選をめぐる立民の動きにも私は注目している。