kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

自民党総裁選は最悪の菅義偉以下、3人ともどうしようもないが‥‥

 東京都知事選の時には候補者の論戦など全然やらなかったのに、自民党総裁選はなんであんなにうるさくやるんだろうかと思う今日この頃。

 昨日(9/8)は報棄て(正式名称・報道ステーション)とnews23でやってたけど、報棄ての徳永有美ってなんであんなにダメなんだろうね。早河洋小川彩佳news23を産休中)を降ろした成果が出ている。いまや報棄ては実質的に自公政権の御用番組と言っても過言ではない。

 今まで書きそびれていたが、安倍晋三が辞意を表明した日(8/28)の報棄てはとにかくひどかった。まさしく安倍の翼賛放送。出てくる政治部長だの政治部の記者だのが揃いも揃って安倍の目線からコメントを発していた。おかげで激しい眠気に襲われて、金曜日は11時半に始まるnews23までのインターバルを耐えきれずに寝てしまった。news23もかなりぬるかったらしいが、それでも報棄てよりはずっとマシだったようだ。

 自民党総裁選候補ではやはり菅義偉が最悪だった。一部の「リベラル」に人気が高いらしい石破茂も、2012年の自民党改憲草案に強くこだわったり、子ども手当廃止の急先鋒だったりするなど、どうしようもない極右政治家であって全く買えないが、その石破と比較しても菅は論外だ。岸田は、広島の極悪夫妻に派閥の長老(溝手顕正)を追い落とされても安倍晋三の靴を舐め続けた人間性が最悪だ。結局まともな人間は誰もいない。

 2007年の福田康夫はそうではなかった。就任早々、安倍晋三の政策を次々と棚上げし、猛毒の安倍政治を一時的ながらずいぶん解毒した。総理大臣が代わって本当に良かったなあと思ったものだ。今年とは全く違う。

 なぜここまで違うのか。それは、2007年には参院選安倍自民党が惨敗したのに対し、今回は安倍が国政選挙で5連勝(総理大臣就任直前の2012年衆院選も入れると6連勝)したまま辞めたからだ。

 つまり、反安倍がとうとう安倍を倒せずに終わったことが、今日の惨状を招いている。