kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

山尾志桜里は変節したか?

 山尾志桜里について、下記ツイートのような見方をする人が少なくないようだ。

 

 

 山尾が自民党に行こうが行くまいがどうでも良いが、山尾が変節したという見方には私は反対だ。

 そうではなく、現在の姿が山尾の「地」なのだ。

 ひところ「保育園落ちた。日本死ね」というツイートを取り上げたり、立憲民主党に入党した頃の方が猫を被っていた。

 当時から私は「山尾志桜里は右派だ」と言い張り、2017年末に山尾の旧立民入党を認めた枝野幸男を批判したが、当時私の意見に同意してくれる人は多くなかった。だが山尾はその後どんどん本性を露呈していった。上記ツイートに見られる通り、今では稲田朋美とつるんでいる。昨年春のコロナ特措法に反対して一部の反安倍政権側の人々の拍手喝采を浴びたが、今では罰則に強くこだわっていて、山尾の主張が通ったのかどうか、国民民主党自民党に先駆けて「違反者には懲役刑を課せ」などと言い出した。

 山尾はもともと、民主・民進系に詳しい某ブログ(このところしばしば弊ブログが批判しているブログと同じ)が「前原誠司の秘蔵っ子」と評していた通りの、かなり強硬な右翼タカ派だったのだ。私がそれを知ったのは、当時の民主党衆院選で苦戦必至と見られていた2012年のことで、その時に山尾の主義主張を知って「こんな人なら落ちても全然構わない」と思ったのだった。2012年の衆院選で山尾はその通り落選したが、2014年の衆院選で国会議員に返り咲いた。山尾が猫を被り始めたのはその頃からだ。

 窮屈なお面を外して、今頃山尾はせいせいしているだろう。絶対に民民の議席獲得はあり得ないと思われた衆院ブロックも、東京都においては日本維新の会への支持が広くないことや、昨年の都知事選の頃からなんとか新選組が勢いを失っているために、まさかの議席獲得(つまり山尾の当選)も「ないわけではない」ように思われる。一部労組の民民への票も、この右翼政治家に味方する。

 まことに由々しいことだ。衆院選比例東京ブロックで民民に議席を与えてはならない。