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古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

立民が衆院選岡山5区に「反ワクチンの闘士」はたともこを公認へ(呆)

 立憲民主党衆院岡山5区支部長にはたともこが就任したとの報には呆れるほかなかった。はたは悪名高い「反ワクチンの闘士」だからだ。

 

www.jiji.com

 

岡山5区に元参院議員 立民

2021年09月21日17時57分

 

 立憲民主党は21日の常任幹事会で、次期衆院選岡山5区の公認候補となる総支部長に、元参院議員で新人のはたともこ氏(55)を選任した。無所属の笠浩史衆院議員(神奈川9区)の入党も了承した。

 

時事通信より)

 

出典:https://www.jiji.com/jc/article?k=2021092100936&g=pol

 

 また、はたは一時期山本太郎の秘書というより最大のブレーンの一人で、例の「生活の党と山本太郎となかまたち」という党名を小沢一郎にのませたほどの「剛腕」の持ち主でもある。印象深いのは、はたが山本の秘書になった時に山岸飛鳥(ブログ『反戦な家づくり』の筆者)というオザシンにして陰謀論者の御仁が狂喜乱舞していたことだ。

 しかし、2016年6月にはたは山本太郎と袂を分かった。理由は、山本が参院選東京選挙区で右翼民族主義陰謀論者である三宅洋平を応援したことで、これをよしとしないはたは山本と訣別した。そして、翌年立憲民主党(立民)が発足すると、立民サポーターとして活動するようになった。

 はたはもともと、菅直人系だったとの話もある。

 

 

 「結局斎藤まさし系」。この説明が腑に落ちる。斎藤まさしはかつて菅直人の選挙のブレーンだった。それが山本太郎のブレーンになった。例の某組のピンク色は、斎藤のお気に入りの色との指摘もある。2019年参院選で「当事者主義」を掲げて一大センセーションを巻き起こした某組の選挙戦略は、斎藤が中心に考案したものであろうことは疑う余地がない。山本太郎の地を反映させれば、三宅洋平みたいな右翼民族主義色が出てしまったに違いないが、それでは国政選挙で結果を出すことなどできはしない。

 

 

 というよりも、右翼民族主義者と新左翼とでは「水と油」に決まってるよなあというのが私の感想だ。

 

 

 いくら「人より党」とはいっても、宇都宮優子(真白リョウ)やはたともこを、当選する可能性が事実上全くないとはいえ衆院選の選挙区の公認候補にするかねえ、と呆れてしまう。

 

 

 「活動量が多い」というのはそうだろうが、それでもねえ。それにしても「小沢系」には極右の宇都宮優子や元次世代の党の人がいるかと思えば、新左翼系のはたともこもいるってわけで、なんでもありだ。さすがは「『右』も『左』もない」を標榜していた右翼民族主義系の某元ブロガーが応援の旗を振っていただけのことはある。

 しかし、一方ではたともこを公認し、他方では右翼の笠浩史を入党させてしまう立民も大いに「小沢化」してきたなあと思う。もっとも、笠(や松原仁ら)については、代表の枝野幸男自身が山本太郎にも似て「保守」を自認したがる悪癖があり、2017年の旧党発足から間もない時期に山尾志桜里を入党させてしまった前科があるから致し方ないかもしれないが。