kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「『緊縮』(財政支出に消極的)か『反緊縮』(財政支出に積極的)か」だけが判断基準になる「一部界隈」の馬鹿馬鹿しさ

 黒川滋(くろかわしげる)氏のツイートより。

 

 

 少し前までの「リフレ」もそうだったが、MMTについても「『緊縮』(財政支出に消極的)か『反緊縮』(財政支出に積極的)か」だけが判断基準になって、「リフレ」がもてはやされていた頃に高橋洋一が「味方」扱いになっていたのと同様、積極財政さえ唱えていれば、所得税を均等税率(フラットタックス)にせよと唱える髙市早苗までもが「『反緊縮』の闘志」ってことになって界隈から評価されるという奇妙奇天烈な現象が起きている。ワンフレーズポリティックスの経済論議版みたいな俗化現象だ。

 これには、リフレやMMTのブレーン的な役割を果たしている学者センセイの責任が小さくないと思うがいかがか。

 この馬鹿げた風潮のおかげで、山本太郎高橋洋一馬淵澄夫に接近したわけだし、前記界隈と交わる部分が少なくない某界隈では山本太郎に対する批判が「タブー」になっているのだから、これくらい有害無益な話はない。