先週、Twitterが岩波書店の『世界』編集部のアカウントを凍結した。
朝日新聞デジタルの無料記事より。
岩波書店「世界」のツイッターが凍結 編集部「思い当たる節はない」
2023年7月19日 14時25分（2023年7月19日 18時33分更新）
岩波書店が発行する月刊誌「世界」の公式ツイッターアカウント（@WEB_SEKAI）が凍結され、SNS上で話題を呼んでいる。
「世界」編集部によると、凍結を確認したのは18日朝。ツイッター社からは「プラットフォームの悪用とスパムを禁止するルールに違反している」というメールが届いたという。「思い当たる節はない。ツイッター社のサイトから異議申し立てをしている」と担当者。「世界」のアカウントが凍結されたのは初めてという。
7日発売の8月号では「特集:安倍政治の決算」と題して安倍晋三元首相の政策思想が残した課題を論じていた。19日昼時点で、「世界」8月号はアマゾンなどのネット書店で購入できない状況になっている。担当者は取材に「在庫が切れることはこれまでにもあり、今回も売り切れたのだと思う。SNSで話題になって注文いただいた方もたくさんいるようなので」と話した。
ツイッタージャパンの担当者は取材に対し、「凍結等の対応についてはルールに従って判断され、ルールにない恣意（しい）的な判断で対応がされることはない」とした上で、「個別の事象についてはお答えしかねる」と回答した。
（朝日新聞デジタルより）
URL: https://www.asahi.com/articles/ASR7M4QY0R7MUCVL01G.html
記事についたブコメより。
岩波書店「世界」のツイッターが凍結 編集部「思い当たる節はない」：朝日新聞デジタル
最新号の記事に反発して集団で通報、記事は安倍晋三説とジャニーズ説があるのだが、真偽はともかく、最近ネットで暴れているジャニオタがネトウヨ化していて怖い
2023/07/19 17:00
誌面にはジャニーズ批判記事もあるのか。
そうそう、ジャニーズの件で悪評が噴出したらしい山下達郎に対してはこれまでの人生で関心を抱いたことが一度たりともなかった。山下ってどんな音楽を書く人なんだろうかと思って聞いてみようかと一瞬思ってネット検索までかけて画面を開いたものの、結局聴かないまま画面を閉じてしまい、いまだに聴かずにいる。故坂本龍一は山下の才能を買っていて、坂本自身のようなアカデミックな音楽教育を受けていないのに近代的な音楽の技法が身についているとか評していたが、器用な人ではあるんだろうなと想像する。でも興味は全く湧かない。コードやその進行だのリズムだのが少しばかり気の利いただけの（たいして心がこもっていないに違いない）小器用な音楽など、もうすっかり聴き飽きているからである。
岩波書店「世界」のツイッターが凍結 編集部「思い当たる節はない」：朝日新聞デジタル
本誌はストライサンド効果で売れちゃって皮肉だな。一方で凍結されるべきアカウントは野放しのまま、今日も元気に不均衡なTwitterランド。
2023/07/19 19:12
「ストライサンド効果」ってバーブラ・ストライサンドに関係あるのかと思ったらその通りだった。バーブラ・ストライサンドなら1970年代から知っているが、彼女の名前がついた「効果」の一件は2003年の出来事だったらしい。以下Wikipediaより。
ストライサンド効果（ストライサンドこうか、Streisand effect）は、ある公開された情報を秘匿・除去しようと試る行為が、却ってその情報を広い範囲に拡散させてしまう結果をもたらす現象、インターネット・ミームである。
この名称は20世紀から21世紀に活躍したアメリカ合衆国の歌手・女優でエンターテイメント界の大物、バーブラ・ストライサンドにちなんで命名された。2003年、バーブラは自分の邸宅が写っていたネット上の画像の公開を差し止めようとして裁判を起こしたが、図らずも却って世間の関心を集める結果になってしまった[1]。
ストライサンド効果 - Wikipedia
- [ネット]
初期のブコメがみんな「増田で知った」と書いてて笑う。わたしは今日現在、話題になっている「wantedly騒動」で来ました。（未来へのメモ
2017/08/27 20:10
再び朝日の記事へのブコメ。
岩波書店「世界」のツイッターが凍結 編集部「思い当たる節はない」：朝日新聞デジタル
戯れに「史上最大の『消すと増える』は何か？」と考えてみた。原発批判の歌詞を含む忌野清志郎『カバーズ』を親会社が原発メーカーの東芝EMIが発禁にしたことかな？ すげー久しぶりに書店に『世界』探しに行こうっと
2023/07/19 16:01
先週金曜日の夜に本屋に行って何冊か本を買ったが、本屋から出る時「何か忘れてないか？」と思えて仕方がなかった。
このブコメを見て思い出した。『世界』の最新号を、もう本当に「すげー久しぶりに」買おうと思いながら買い忘れてしまったのだった。
