kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

斎藤知事「本物かどうか承知していない」 立花氏がSNSで拡散“元県民局長のものとされる私的な情報” 対応について第三者委の設置を検討 (TBS)

 斎藤元彦と立花孝志の件については先週土曜日(11/30)のTBS『報道特集』が出色だった。

 

 

newsdig.tbs.co.jp

 

 折田楓の会社(メルチュ)の件は先週初め頃にはもうどの局も報じるようになっていたようだが、同じTBSでも一昨日(12/1)の『サンデーモーニング』はそれについてさえ腰が引けていて、あたかも斎藤元彦らが狙う問題の矮小化に手を貸しているかのような惨状だった。しかし『報道特集』はそれとは逆の方向性で、折田の会社など本丸ではないとばかりに、より本格的な巨悪である立花孝志に焦点を当ててきた。攻めの姿勢である。

 上記『報道特集』では後半に立花の件が出てきた。以下引用する。

 

「#さいとう元知事がんばれ」という言葉がX上でいつ、どのように広がっていったのかを調べた。

 

この投稿は後援会の公式Xが立ち上がったころからはじまり、テレビなどの選挙報道が減った告示後に増加した。

 

その要因の一つと考えられるのが、知事選に立候補した立花孝志氏の存在だ。

 

立花孝志氏(10月31日)
「当選を目的としない選挙に今回は臨ませていただいています。斎藤さんをもう一度戻さなきゃいけない、そういった思いで17日間活動していきましょう」

 

自身の当選は目指さず、斎藤氏をサポートするという異例の選挙戦を展開。YouTubeで「告発文書は名誉毀損」「斎藤氏ははめられた」などと、自身の考えを繰り返した。

 

そのなかで、“情報を隠ぺいした百条委員会とオールドメディア”対“真実を伝えるネット”という対立構造がにわかに作られ、うねりになっていった。

 

「何度も拡散指示が…」支持者が集まる「チームさいとう」LINEの登録者が内部証言

 

その裏側を知る女性が取材に応じた。女性は、斎藤氏の支持者が集まるLINEグループに登録していた。

 

女性
「私が登録した時は『チームさいとう』公式LINEという文言がついていました。このお部屋に登録して入ると、デジタルボランティアのページに飛びます。X、InstagramYouTubeTikTokの情報交換ができる場に飛びます」

 

「チームさいとう」と名づけられたLINEグループでは、県外からも支持者が応援に駆け付ける様子がうかがえる。

「管理者」を名乗るアカウントから、SNSの発信について指示が出されていた。

 

女性
「ずっとずっと、私が入ったときから毎日、もう何件も何件も拡散拡散。管理者がこうやって拡散指示をこのLINEの中で出すんですね」

なかには、斎藤氏が様々な勢力によって陥れられているとする動画も。

 

女性
『行政・司法・警察・報道、全てが繋がっていた』(というサムネイルの動画)。これはもう本当にこのLINEの中でも、何度も何度もこのYouTubeの拡散指示が出て。『斎藤さんは騙された』『県民局長が悪』みたいな、議論がなされて、一気に拡散していきました」

斎藤支持者のLINEグループだが、立花氏の動きも共有されていた。

 

女性
「『立花候補より』と連絡が入って、『本日最初の街頭演説の場所はこちら』と奥谷さんの住所があり、みんなで『近くやから行こ』と誘う投稿がありました」

参加を呼びかけるような投稿。演説場所として書かれていたのは、百条委員会の奥谷委員長の住所だった。

そして、数時間後…

 

立花孝志氏 演説のYouTube動画

「出て来い奥谷!一応チャイムだけ鳴らしておこ。あまり脅して奥谷さんが自死されても困る」

 

斎藤支持者のLINEグループに入っていた女性は、斎藤氏の街頭演説で、こんな場面を見た。

 

『チームさいとう』登録者の女性
「11月3日、新長田で街宣があるということで聞きに行ったんです。斎藤さんの街宣の後にそのまま立花さんの街宣があったんです」

 

両陣営の距離の近さを示す、その時の動画がネット上に残っていた。

演説を終えて斎藤氏は立ち去るが、その場に残る支持者たち。すると30秒後、立花氏が現れ、斎藤陣営のロープをくぐると拍手で迎えられた。

 

女性
「斎藤さんがやった後にすぐ立花さんが入ったり、逆に立花さんがその場を盛り上げて、後に斎藤さんが入ったり、もうセットの印象を受けました。斎藤支持者は立花さんを利用して、票を集めることに加担していたと思います」

兵庫県選挙管理委員会に見解を聞くと「立花氏のように当選を意図しない立候補は、公職選挙法が想定しておらず、困惑している」と回答があった。

 

URL: https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1588387?page=2https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1588387?page=3

 

 しかし、本記事の冒頭でリンクしたTBS『報道特集』のXのコメントは、8割方が斎藤元彦や立花孝志の「信者」たちによる罵詈雑言で埋め尽くされている。

 中にはこんなものまであった。

 

 

 

 本当に斎藤や、特に立花の信者にはモラルのかけらもないのだなあと呆れるほかない。立花の肩を持つなど、私に言わせればヒトラー支持を明言することと寸分変わりはない。ヒトラーに騙された当時のドイツ国民の責任は免れないのと同様、今回の兵庫県知事選で立花に騙された兵庫県民の責任は重いと声を大にして言いたい。

 なお、上記お二方の期待に応えてか、昨夜のnews23では立花による個人情報流出の件も取り上げられた。

 

newsdig.tbs.co.jp

 

 上記記事の後半を以下に引用する。

 

(前略)一方、知事選をめぐっては、出馬していた立花孝志氏が先週末、SNS上で、斎藤知事の疑惑の告発を行った元県民局長のものとされる私的な情報を拡散。元県民局長の公用パソコンに保存されていたと主張しています。立花氏の行為について斎藤知事は…

 

 (斎藤元彦知事)「私自身はそれが本物かどうか承知していません。(Q情報が漏えいしていれば、地方公務員法違反だが?)SNS上で出ている文章がどういうものか、私もまだ確認できていませんので、事実関係を確認していくことが大事だと思います」

 

 斎藤知事は対応について副知事らとすでに相談していて、第三者委員会の設置を検討するとしています。

 

URL: https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1591738?display=1

 

 ご覧の通り、立花の行為は不祥事としてマスメディアに報じられた。オールドメディアの方がニューメディア(?)よりよほどマシだというほかない。

 斎藤も立花も、元県民局長のPCを押収した片山も疑惑まみれである。折田楓も含めて、全員立件されるべきだろう。