kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

まあ考え方は百種百様なのだが

学問あるいは芸術に深く沈潜しようとしたことのある人間だったら理解できると思うのだが、広がりと同時に深みは絶対に欠かせないものなのだ。それを意識し、どこまでも深く真髄に到達しようとする努力なくしてたどりつけない世界というものがある。それは、たとえばテレビをただ漫然と見ているのでは、決して実現できないことだ。
インターネットの有名サイトでいうと、「きっこの日記」は、広がりと深みを兼ね備えている。広がりだけでは、あの世界は構築できない。ただ、手放しで「きっこの日記」を礼賛することもまた危険なのであって、それについてはきっこさん自身も日記に書いていると私は認識している。「信者」もまた信用できないのである。
まあ私のブログには、広がりも深みも欠けているわけだが...(苦笑)