kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

よく言った竹村健一!

フジテレビの「報道2001」で、あの竹村健一が良いことを2つ言った。
まず第一。ゲストの菅直人に対して、竹村健一が、「民主党参議院で多数を取ったおかげで、これまで政府・自民党がいい加減なことをずいぶんやってきたことがわかった」と前置きしながら、民主党に妥協を求める注文をしていた。竹村の主張の後段はともかく、従来の自民党政治をデタラメぶりを批判したことに注目したい。

もう一つはさらに注目すべきだ。英「エコノミスト」誌の「Japain」という日本経済をバカにした記事が現在注目されていて、「構造カイカク」派はこの記事の尻馬に乗って新自由主義の方向に世論を誘導しようとしているのだが、竹村は、民主党岩國哲人議員が「エコノミスト」誌に抗議したことを紹介、これを絶賛したのだ。岩國議員の所属を「民主党」と言った時にちょっと口ごもったのは、本当は野党の政治家なんか褒めたくないんだけど、という竹村の心の揺れが感じられて苦笑させられたが。

それはともかく竹村は、これは「国旗が焼かれたに等しい」記事であり、こういう記事が書かれた時は断固として反論しなけばならないと言っていた。その通りだと思う。

竹中平蔵一派の代表格である大田弘子は、年明け早々、「残念ながら、もはや日本は、経済一流と呼ばれる状況ではない」などとほざいて、田原総一朗らマスコミ人は一斉にこれに飛びついて、「カイカク」離れをしようとしていた福田内閣民主党を袋叩きにしたが、大田や田原らと比べたら、竹村健一のほうがよほどまともだ。