kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

櫻井よしこ再び

櫻井よしこがまた「サンプロ」に登場。中国を批判する発言の連続だったが、中国側の出演者もいたし、以前、櫻井が「日本国憲法秋葉原事件を起こした」と発言した時ほどの一方的なトンデモ番組にはならなかった。

同じ番組に出ていた中川秀直の発言は、右翼から「媚中」として叩かれるであろうものだった。概して、保守論壇では新自由主義の人々は対中・対韓に関しては改善を求める人が多い。経済重視だから当然の態度だが、田原総一朗はこの中川秀直あたりを押し立てようとしている。今日の番組では、徐々に対立が明らかになってきた「中川秀直 vs 麻生太郎」の対立構造において、バックに竹中平蔵がいる中川秀直を後押しして、新自由主義復権を図りたい意図がミエミエだった。それが本当に前面に出てくれば、それこそ「偽装CHANGE勢力の反攻」だろうけれど、現在この勢力には国民の支持が全然ないから、それが現実化する見込みはほとんどない。

一方、国家主義色の強い新保守主義の人々は、露骨な反中・反韓で、最近はそれに「反米」まで加わろうとしている。これは日本を戦争への道に導く行き方で、平沼赳夫城内実の危険性はここにある。

そのうえ、櫻井よしこはかつて新自由主義発言を連発していたことは、
新自由主義者としての櫻井よしこ - kojitakenの日記
で指摘した通りだし、平沼赳夫サッチャーの「教育カイカク」の信奉者、すなわち新自由主義者だ。

ごりごりのネオコンであるうえ、正体は新自由主義勢力の一分派に過ぎない平沼・城内・櫻井らの勢力にやたら甘いように見える「偽装CHANGE批判勢力」にこそ、私は危うさを感じる。