kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

陰謀論と陰謀仮説の違い、それに「逝きし人の面影」

陰謀論批判をすると、「政治の世界には陰謀はつきもの、それを疑う姿勢を『陰謀論』と決めつけている」と「陰謀論批判批判」をする人が必ず出てくる。

何度も書くことだが、陰謀論批判者は、陰謀を否定してなどいない。現に、私は渡辺新党(「改革クラブ」)の立ち上げの裏には平沼赳夫がいるのではないかと想像しており、それをブログの記事にもしている。つまり、平沼赳夫の「陰謀」を疑っているわけだ。

しかし、私は「平沼の差し金だ」と決めつけているわけではない。だから、「自民党の中枢が民主党の反小沢勢力に誘いをかけた」というマスコミなどで一般に見られる解釈を、「平沼とつながった言説」などとは言わない。平沼の差し金というのは「仮説」に過ぎないからだ。当然、それが誤りと判明すれば訂正するにやぶさかではない。

陰謀論者は、仮説を「疑ってはならないドグマ」にしてしまうから批判の対象になるのだ。「9・11陰謀論」しかり、「地球温暖化陰謀論」しかり。もっともたちの悪い陰謀論者の手にかかると、「批判」勢力は、共産党的であり、「解同」的であり、創価学会的であり、在日的であるとまで言う。

特に、「在日」という単語には目を疑った。

http://henrryd6.blog24.fc2.com/blog-entry-487.html
のコメント欄に、例の「逝きし世の面影」の管理人(昨年までのHNは「布引洋」)が出てくるのだが、こんなことを書いている。

水騒動だけなら創価学会の宗門批判に似ている。(偽科学の非道特性などの発言内容が破壊的カルトのように宗教臭い)
雑談日記さんが左翼臭い言葉遣いが似ているので最初共産党に間違えたが、政治的スタンスは右翼或いは単なる日和見(必死になって左翼を偽装しているのは滑稽)
最初、SOBA さんが、連中を共産党員集団と誤解していましたが、あれは根拠がある話なんですよ。
解同は、その行動様式や思考方法が共産党員のそれに良く似ている。
そっくりと言ってもよい。原因は元々が人権団体で39年前までは共産党とも人脈が被っていた。
たんぽぽ集団の行動様式と思考形態は、在日朝鮮人とも共通するものです。
井筒監督の映画パッチギにも描かれていましたが、在日も「自分たち以外は敵」の考えがある。
そして誰か一人への批判、あるいは差別(攻撃)は、自分達全部への攻撃と解釈する。
共産党や、解放同盟と共通する考え方です。あの攻撃性は嫌われる(恐れられる)要因でしょう。
無茶苦茶な理論でも、連中は一度言い出したら、絶対に後には引きません。
どれ程無茶な理屈でも、勝つまで繰り返します。方向転換が出来ないんですよ。
極端に連中は負ける事を恐れています。
連中が解同以外なら、在日の可能性も有りますが、組織には其々特有の言葉遣いがあり、在日の可能性は無いと思います。
共産党の可能性はあったく有りません。それ程のイデオロギー的な政治的な部分が皆無です。
仲@のブロ具名は、解同のスローガンそのもの。
水騒動は、たまたまアホのたんぽぽが、弱そうに見えたぶいっちゃんを簡単に勝てると誤解して攻撃したら、思わぬ反撃にあい、「誰が一人への攻撃は全体への攻撃」と解釈する仲間が参戦したのでしょう。
後は、今までの連中の行動パターです。
しかし、幾等なんでも、「水からの科学」で一般市民を攻撃できるなんて、アホらしくて話にもなりません。
インチキ臭いニセ科学批判と陰謀論批判は、どちらも小学生程度の理論で、目的は議論のための議論、批判のための批判で糾弾闘争の変形『悪質な言論封じ』です。

(「逝きし世の面影」のコメント)

こんなことを主張する「左翼」が存在し得るだろうか? ネット右翼の妄言と何ら変わるところはない。
この「逝きし世の面影」は、共産党武装闘争をしていなければならないと考えているに違いないから、現在の共産党を批判するのは想定の範囲内だが、在日朝鮮人にまで悪罵を投げつけるとは。

ここまで逝ってしまってはどうしようもない。ブログ名を「逝きし世の面影」ではなく「逝きし人の面影」に改称すべきだろう。