kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

ハチャメチャ中山国交相の自爆

暴言三連発で批判を受けた中山成彬が、どうせ辞めるならとばかり、さらに大きな最後っ屁をかまして辞めていく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080927-00000557-san-pol

中山国交相は同日、地元・宮崎市で開かれた自民党宮崎県連の会合で「日教組は国旗・国歌を教えず道徳教育にも反対している。民主党の最大の支持母体である日教組を解体する、ぶっ壊す。その運動の先頭に立ちたい」と述べ、日教組批判を繰り返した。

この発言をした時には、中山は既に辞めるつもりだったのだろう。

民主党の最大の支持母体である日教組を解体する、ぶっ壊す」というのは、いうまでもなく、「自民党をぶっ壊す」というコイズミの言葉をもじっている。

中山は町村派からただ一人の閣僚。2003年11月に、統一協会統一教会)の関連団体である世界平和連合から100万円の政治献金を受け取っていた。この「世界平和連合」は、2006年5月に行われた大会に、安倍晋三をはじめとする多くの政治家が祝電を送った団体だ。

根っからのタカ派で、南京虐殺を否定するかと思えば、昨年の宮崎県知事選挙では民主・社民の推す川村秀三郎を応援した。「北京オリンピックを支援する議員の会」や「日韓海底トンネル推進議連」に参加するなど、右翼の好む「反中反韓」議員でもない。むしろ、統一協会から献金を受けていたことからもわかるように、日韓間の利権に絡んでいる男だ。

何より、好き勝手に生きてきた卑しさが、顔ににじみ出ている人間だ。40を過ぎたら自分の顔に責任を持たなければならない、という言葉を思い出した。

今回の自爆は、組閣で冷遇された町村派に蔓延する不平不満を反映しているようにも思える。それにしても、選挙管理内閣ともいわれる新内閣発足早々、このようなみっともない自爆をするとは、麻生内閣自民党の支持率を下げるしかないとわかりきっているはずなのに、なぜそんなことをするのだろうか?

やはり、自民党は自滅への道を歩んでいるようだ。