毎日新聞に、「衆院選 予想される顔ぶれ」という記事が出ている。
東京や大阪も気になるが、まずは地元・香川。
地域 - 毎日新聞
香川1区は、現職は自民党の平井卓也。四国新聞のオーナーにして世襲議員。当選3回。
前々回(2003年)の結果。
79,298 平井卓也 自民前
62,939 小川淳也 民主新
12,280 加藤繁秋 社民元
5,764 石川明克 共産新
910 大西賢治 無所属新
それに対して、前回(2005年)の結果。
民主党の小川淳也は、比例区で復活当選した。
前回は社民が擁立を見送り、今回は共産も擁立を見送る。
2003年の民主、社民、共産の得票を合計すれば平井をわずかに上回る。当時より自民党の支持が落ちている現時点では、普通に考えれば小川が有利だろうが、地元新聞社のオーナーが相手だけに気を許すことはできない。
香川2区の現職は自民党の木村義雄。党財務委員長だそうだ。やはり世襲議員で当選7回。
前回と同様、民主党の玉木雄一郎との一騎打ちになる。この選挙区も共産党が候補を立てない。
以前には自民楽勝と見られていたが、最近、ネットでは、玉木が有利とする見方もあった。
香川3区は、やはり世襲議員で当選7回の大野功統の鉄板選挙区だったが、ここに前参院議員・真鍋賢二の息子・真鍋健が無所属で立候補する。ここには民主党は候補を立てず、社民党の米田晴彦を推薦する。共産党からは近石美智子が立候補。
毎日新聞は「票が割れそうだ」と書いているが、ネットでは大野有利との予想。真鍋健の父・賢二氏は地元出身の故大平元首相の秘書を務めていたことがあるとはいえ、無所属で自民公認を破るのは難しいかもしれない。
楽観的予想をするなら、1区、2区が民主、3区が自民といったところか?