このところ小川淳也がネットでよく話題になっているが、2002年末から2009年まで香川1区民だった私としては、つい口を挟みたくなってしまう。
そういうところが小川淳也が小選挙区で勝ちきれないところと関係していて、現任期での総理にしたいやらという動きはそれに拍車をかけている気がしているのだが…。 https://t.co/rAkBRuLn9m
— かたことまる (@yoyaMACD) 2020年10月2日
この日記に何度か書いたが、私が「生小川淳也」を見たことは1度しかない。2008年8月31日に「反貧困キャラバン」が高松に来た時に小川議員が来賓としてスピーチした時だ。この時の小川議員の挨拶は、熱血的ではあったもののどこか上滑りしていたし、客席の反応も微妙だった。
香川1区の対立候補は「香川のメディア王」にして「安倍ぴょん」で悪名高い平井卓也だが、新聞(四国新聞)や放送の力で絶大な支持を誇っているかといえば全くそうではない。平井は地元でも「世襲のボンボン」の評判が定着していて人心は平井から離反しているし、選挙にも決して強くない。ところが小川淳也もまた選挙に強くないため、まるで今夜馬鹿げた乱闘騒ぎをやらかしたヤクルトスワローズと広島東洋カープみたいな「弱い者同士の(レベルの低い)戦い」の結果、少しはメディアの力をバックに持った平井が2009年の一度を除いて勝ってきたという、冴えない選挙区だ。平井も相手が小川淳也ではなく(私の大嫌いな)玉木雄一郎であれば、全く相手にされずに毎回選挙区で負け続けているに違いない。
小川淳也は現在も、12年前と比べて全然進歩がないよなあ、というのが率直な私の感想だ。少なくとも今解散総選挙をやったとして、小川が平井に勝てるかというと大いに怪しいのではないか。なぜ「伸び悩んでいる」ようにしか見えない小川淳也が、一部のオザシンやヤマシンから「総理にしたい政治家」と言われるのか、私には全く理解できない。